決意と誇りにかけて




(リフィア…)
フロディもまた、想い人に祈りにも似た、悲しい思いをしていた。リフィアは、彼とは道を違えたのだ。アンドレアスは、この大地を豊饒に満たしてくれる…。けれども、何故、分かってくれないのだ?
「私は…道を違えない」
道を違えなかった。自分は、道を間違っていない。けれども、道を間違っているのは――何故なのだろうか。一人、部屋から立ち去った後…仮面の男が、彼の姿を影から見ているような気がした。


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