論理の為の、儀典を開こう

「帝国に行くと言うのか」
ペルブランドはそう言い、フレイドはコクリと頷いた。彼曰く、帝国に行って――今一度、この世界に何が必要かを確かめにいこうと考えているのだ。
「そうか…成長したな、お前も」
ペルブランドはクスッと苦笑し、フレイドは彼女につられて笑った。
「元気に行くのだぞ」と彼女はそう言い、フレイドは執務室のドアを閉めた。

此処には何も無い草原。だけど、此処にあるのはちっぽけな魔術師とちっぽけな世界。何が必要か、何が真実なのか、まだ分からないのだけど、其れでも私は世界を変える事は出来ない。けれども、何かが変われば、また何かが変わる。彼はそう思って、今一度――過去の真実を向き合えた自分でさえも、私は愛を知る事に決めたのだ。私は、まだ私で居たい。
「やっと此処に来ましたか、フレイド」
銀髪の青年は褐色の青年、自分と同じ身長であろう、褐色の騎士とまだ子供の将校を連れて、此処に来た。フレイドはコクリと頷き、ルーク達と共に帝国へ行って、自分が今何をするべきなのか、向き合う事に決めたのだから。其れでも、まだ叶えたい願いがある。

どうか、幸せな願いを。

Silence call my Fly You Awey

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