何時もどおり放課後になったら病院へ行く準備をしていた。すると現れたのは、アモンだった。
「!?アモン、何で通せんぼをするんだ?」
「貴方、病院へ行っているでしょう」
病院とジムはギクッとした。するとアモンは「やっぱりでしょうね」と言い、彼女に忠告をする。
「良いですか、璃緒と言う人に二度と会ってはいけません」

(…とは言っても、忠告されても何でそんな事を言うんだ…?)
ジムは其処が不可解だった。アモンはガラム財閥の御曹司。だけど厳しげな一言を言っている。何が可笑しいのか?
するとふらりと雨が降り、傘を持ち忘れていたと溜め息をつき――璃緒に何か買って行こうか。そう言えば家族に帰り買い物をするようにと言われていたな。と思い、街に行こうとした瞬間――。
バイクが停まっていた。
「………?」
ヘルメットを外し、若い青年の顔をしていた。すると青年が彼女に気付いた。
「…学校の生徒か?」
「ああ、そうだが?」
すると青年は彼女に近付き、包帯を解いた。
「っ…何をする!」

「アンタの目、綺麗であって――歪だな」

「褒め言葉はThank.Youだ。だけど、いきなりこんな事をされて嫌なんだ」
「そうか。俺の名前はヴァロン…『ユーウェイン』と呼ばれているのさ」
「変なNameだ」とジムは言うと、ヴァロンは笑った。
「そう言えば、お前は璃緒の親友か?」
「そうだけど…何か用なのか?」
するとヴァロンは、バイクに乗った。

「来な」と。
彼女は黙ってヴァロンの後ろの席に乗った。

(………だけど、璃緒が心配だ)
病院で彼女はジムの事を待っている。心配でたまらなかった。けど――ヴァロンに黙ってついて来てしまった。
するとヴァロンは、電脳サーバーにプラグインした。
「来い」とヴァロンは言う。

電脳サーバー『アルカディア』エリア。
ヴァロンはジムを連れ、とあるエリアに辿り着いた。
「此処だ」
「…………何も見えないな」
するとヴァロンは、ジムの腹にボディーブローをした。彼女は意識を失った。

title:空想アリア
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