――とある病院の病室にて。
「…『レオン』、こっちは如何?」
『ああ分かっているとも、Sorry。『トト』に先手を打たれた』
「でも私は大丈夫。今度の手術は体を持ち応えれそう」
『…だが、ジュウダイは本当に希望の星なのか?』
「其れは貴方がやってみなければ分からない…でも、オリハルコンの眼を持っている貴方だけしか出来ない事なの」
『分かっている…アンタを助けたいんだ――切る』
病室で少女がベッドで座り込んでいた。兄は戻って来ない――でも、何時か帰ってくるのかもしれない。そう思っている矢先、急に痛みが入り込んで咳き込んでしまった。
「…It」
其れでも、生きないと見つからない答えがある。

「―――ねぇ、ジム」
素良が彼女を見ていた。右京先生が淹れてくれたコーヒーは美味しい。彼はテック学園の生徒であって、アバター部の部員らしい。
「君って師匠と同じアバター使い?」
「アバター使い…確かヨーロッパチャンピョンのチームユニコーンが有名で…」
「違う違うって!」と素良が言うと、ニコニコと語った。
「僕と〜十代って人とアバターデュエルしたいな〜」
惚けた答えを言うつもりではなかったのに十代にアバターデュエルをしたいと言われてしまった。どうするつもりだ。
「…Thit、俺はお断りさせてもらうぜ」
「え〜、何で?」
「今は忙しい身なんだ…だから「じゃあ、僕も一緒に同行させてよ!」
「!?」
素良が彼女に乗っ掛かり、語ったって言うかこれはセクハラなのでは――助けて!
「僕も十代とジムと一緒に世界を救いたい〜」
「ジュ…十代いいいいいいいい!」

この後悲鳴を聞いた十代御本人と右京先生が駆け込み、素良を叱った。ジムは二度と彼に会うものかと思い、一瞬気絶しかけた。

「ぶ〜、ケチ」
素良がそう言うと、携帯で何かを出した。
「もしもし、オズ?」
『こっちは順調か、トト?』
「先に先手を打たれたよ…でも遊矢も気付かない内に僕も『オズ・マジック・ウィンド』の一員になっていた事は知らないだろうね」
『ほお…では、頼んだぞ』
「はーい」
彼はそう言いながら、電話を切った。

title:空想アリア
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