「…んごー」
十代はあの夜ヨハンと勝負として結果が引き分けと言う結果に終わり、深夜に寝た…のだが、すっかり寝ていた。

「…何だろうな、右京先生が呼んでるって」
あの後、十代がすっかり授業で眠り右京先生の頭にチョーク攻撃を受けてしまったと言う結果に終わった。
其の後右京先生が「君に話がある」と彼を校長室に来る様にと言った。
「もしかして退学か…留年じゃないだろうな…まさか…まさかな…ははは!」
いや…もしかして有り得るかもしれない。
「うわあああああ其れだけは勘弁してくれえええええええええ!」
十代はそう言いながら、廊下を駆け出した。
廊下は駆け出さないって学園の暗黙のルールを破りながら。

「失礼します!とりあえず…退学と留年は勘弁して…ん?」
其処に居たのは、右京先生と…見知らぬ少女だった。
片目に包帯を巻いており、カウガールみたいな服装をしている。右京先生に至ってはコーヒーを飲んでいた。
「え…?これって、どう言う事だ?」
「十代君、待っていたよ」と右京先生はそう言いながらコーヒーが容れてあるコップを片手にそう言った。
「Hay!」
女の子に至っては発言がこれである。

「…教授の娘?」
右京先生の話を聞きながら、十代はコーヒーを飲んだ。
「そうなんだよ…急にだけど君にしか頼めない話なんだ」
「其れってどう言う事だよ」と十代はそう言いながら、苦いコーヒーをうげーと飲んでいた。
「部長である君にしか頼めない話だ…単刀直入に言おう。世界を救ってくれ」
「…へ?」

電脳世界『シグマエリア』
天使の姿をした電脳精霊が駆け出している。それらを見ている電脳精霊は見向きもせずに居た。
彼が駆け出す先には精霊宮『シャングリラ』――ミザエルの神殿である。
「ミザエル様…ミザエル様は居ませんか!?」
甲高い声で彼はそう言いながら、ミザエルを呼んだ。

「騒がしいぞ!喧しい!」

其処にいたのは、仮面をつけた電脳精霊――ミザエルの真の姿である。彼は天使の電脳精霊を見て、語った。
「オネスト…何の様だ!」

title:水葬
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