2024/03/09(土) 21:57 #感想文
『サタンクロース』
あらすじやパッケージからB級の匂いがプンプンするぜ!と思ってましたが期待を裏切りませんでしたね…。なんか所々雑である。ふふ。
悪魔のサンタが大虐殺するんですが、虐殺シーンもかなりマイルドなのである意味安心して観れました。虐殺中爽快なクリスマスソング流れたりする。ストリップ劇場のシーンあるのでそこだけちょっと家族で見るには気まずいですね。
サンタさん見た目はもちろん武藤ばりにイエァー!みたいなこと言うのでめちゃくちゃプロレスラー感あるんですけど調べたらやっぱり役者さんプロレスラーでした。最後の台詞はこの人の試合の時の決め台詞らしい。知ってる人にはニヤッとするシーンだったんですね…。
特に帽子なんですが、普通のサンタ衣装じゃなくてどこかモンゴルとかアッティラとかを彷彿とさせる衣装だったのが新鮮でした。ソリ引いてるのもトナカイじゃなくてバイソン?で面白かったんですがNGシーン見たらめちゃくちゃ暴れてて怖…ってなった。


『1408号室』
昔見た予告で面白そうって思ってたやつ!と楽しみにしてたのですが…お化けというより入室者のトラウマを呼び起こす精神攻撃って感じですね。一応お化け的なやつも出ます。あと突然の爆音にビクッてなる。
オチが何段階もあって翻弄される。ちょっとテイストとしては世にも奇妙な物語に近いかもしれない。本当にめちゃくちゃ悪い夢って感じがする。
主人公の沸点というか出してくれ!!ってなるタイミングそこなんだ…ってなった。フィジカルが弱い。


『13日の金曜日』
リメイク版。オリジナルの2を元にしてるらしいです。なんやかんやジェイソンもちゃんと観たことなかった。
冒頭に女性殺人鬼(ジェイソンの母)が殺されるシーンがあるのですが、オリジナルの1のラストシーンらしいです。元々『13日の金曜日(1)』はジェイソンのお母さんの話だったんですね。へぇ〜。
ジェイソンといえばホッケーマスクですが、始めは布被ってます。途中でホッケーマスク見付けて「これだ…!」って感じで被る。かわいい。ホッケーマスクに何か曰くというか意味あるのかと思ってたけどそんなノリなんだ。へぇ〜が多い。
ジェイソンさんは神出鬼没の殺人鬼というよりはナワバリに入ってきたパリピたち皆殺すって感じなんですね。続編シリーズ調べたらニューヨークとか宇宙とか行っててびっくりしたけど。13日の金曜日シリーズあらすじ見てたら何て??ってなる。
内容はですね…すごく……おっぱいです……。前半ひたすら下ネタだしウフンアハンなシーンもすごい。絶対に家族では観られない。最後の子すごかったね。ほんとに良い身体してる。何の話。後半はひたすら殺人です。絶対殺すという気が溢れてる。敢えて半殺しにして仲間を呼ばせるとかプレデターみたいなことすんじゃん…!ラストもそんなんなん…!?って感じです。タフネス。
昔ユニバの13日の金曜日2コラボで袋に入れられた人間が逆さに吊られてモゾモゾ動いてる場面があってめちゃくちゃ衝撃的だったんですが、同じようなシーンが出て来てこれかー!って興奮しました。
ところで何で13日の金曜日なの?って気になって調べたらキリストの最後の晩餐にいたのが13人&キリストが磔にされたのが金曜日だったからで、キリスト教の方たちにとっては不吉×不吉みたいですね。日本で考えるなら4日の赤口とか…?うーんいまいちピンと来ませんね。社畜的には31日の月曜日とかの方が怖いですね…。


『アイズ』 (The Eye)
香港映画のリメイクらしいです。
角膜移植を受けた女性がこの世のものではないものまで見えるようになってしまい、その原因を探るためにドナーの真相を解き明かして行く…というあらすじ的にホラーというよりミステリっぽいなと余裕で構えてたらなかなかのホラーでした。洋画のドン!!って感じのびっくり系の怖さや残虐性に加え邦画的な嫌〜な怖さもちょっぴりミックスされてる感じ。
角膜移植で幽霊見えるようになったのは分かるけど音まではっきりあるのはなぜなんだ…。と考えて、でも確かに霊感ある人ってどこで受動してるんですかね。五感すべてだと思ってたけど中でも視覚や感覚といった一部が特化してるとかもありそうですね。例えば霊感ある人が目見えなくなっても気配や声は感じるんだろうか。視覚を失えば聴覚とかが鋭くなるというけれど。逆にVRなんかは視覚情報で脳が騙されて落ちる感覚とかあるわけだしうーん。
納得の真相でしたしラストも綺麗に終わってて良かったです。


『シャッター』
仕事を兼ねたハネムーンで日本を訪れたアメリカ人夫婦。しかしドライブ中女性を撥ねてしまい、以降数々の怪奇現象に襲われる……。
邦画ホラーリスペクトなのかな?ってテイスト。でも出てくる日本人がアメリカのノリだし所々胡散臭いというか洋画あるあるのナンチャッテ日本なところがあるので日本でリメイクしたらもっと面白くなりそうだな〜と思いながら見てたらクライマックスそう来たか…!!ってなりました。
ところで霊に憑かれてる人が海外旅行したら霊もくっついて来るんでしょうけどなんかちょっと面白いですね。例えば日本の幽霊が超パリピな国に連れてかれたらめちゃくちゃ困惑しそう。向こうは幽霊も派手だし。宿主(?)のことしか見えてないからあんまり気にしないのかな。
タイトルのシャッターは閉店ガラガラの方だと思ってたらカメラだった。


『ミラーズ』
すごくネタバレします。
鏡の中に棲む悪魔に命を狙われる話。
主人公の吹き替え小山力也さんだしめっちゃ「くそぉう!!」とか「ちくしょう!!」て言うのでジャック・バウアーやん…(笑)と思ってたら本当にジャック・バウアーの役者さんだった。24観たことないけど流行った当時CMとかどきどきキャンプのネタでイメージだけ変にある。
ふと鏡を見たら自分の顔が歪んでるとか不敵に笑ってるとか違うことしてるとかは鏡ホラーあるあるですが、鏡の像が自傷すると本体も傷付くっていうのはちょっと斬新かも。ただ本人映ってないのに直前に見てた鏡の像がそのまま立ち止まる→自傷→死亡はずるくない!?ってなった。あとそのシーン一番むごいです。でもちょっと進撃の巨人みたいだな…と思って気が紛れたのでありがとう進撃の巨人。
水面とか窓とか金属とか姿が反射するものは全て鏡判定なのでなかなかキツい。
ラストはおばあちゃんが可哀想。初対面の人に「自分の家族の為に死にに行ってくれ(ほぼ脅迫)」は酷い…。しかも結局全然ハッピーエンドじゃないっていう。無理に探さなくてもおばあちゃん亡くなってたら悪魔たちも諦めたんじゃない?寿命近かったんじゃない?と思わなくもない。そもそも悪魔たちは何でそんなにおばあちゃんを求めるんだ…。唯一入れる器だったのか…。わざわざ受肉しなくても鏡の中の方がチートだったんじゃないかな…。
それにしても廃墟を警備し続けるのは何でなんだ。


『ザ・クリーナー 消された殺人』
元警察官の特殊清掃員がある現場を清掃したところ殺人事件に巻き込まれる…という話。
特殊清掃員ということは腐敗しまくった死体とか出てくるのか…と思いましたが、大量の血糊のみで死体も全然映りません。普通にサスペンスでした。
しかし真犯人めちゃくちゃ分かりやすいのでまあそうでしょうねという感じでした。が、最後の最後だけえっ、そっち!?ってなった。
ベトベトの血糊が新品のように綺麗にされて行くのはちょっと気持ちいいです。YouTubeでも特殊清掃の動画とかあるらしいですがリアルは観たくないかな…。


『パラノーマル・アクティビティ』
家の中で日々起こる怪奇現象を記録しよう、というわけで終始劇中で回してるカメラ映像視点です。心霊番組でよくある海外のポルターガイスト映像とか、怪奇現象が起こる家に定点カメラ設置してみるアレを永遠に見せられてる感じです。なのでけっこう地味というか…。ある意味リアルだけれども。実話が元らしいですしね。家からも出ないので低予算感がすごい。
彼氏が面白がっていらんことばっかりするのでイラッとします。家じゃなくて彼女に憑いてるので彼女は子どもの頃からずっと怪奇現象に遭ってたみたいで「同棲する前に言えよ!」はそれはそう。
ウィジャボードなるものを初めて知りました。海外版こっくりさんみたいなものですかね…。世界共通なんだ…。
あと霊の専門家がやって来て「これは霊じゃなくて悪魔だから無理」って帰って行くんですけど専門家別々にいるんだ…ってなりました。外科と内科みたいなもんですか。知らんけど。
悪魔がだんだん激しさ増して行くのでちょっと面白かったです。ラストはパワーーッ!!!って感じでした(?)。
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