春が柔く溶けていくような心地がした
絞り出すようにして手に取っていると、ヤツがごそごそと動き出し両脚を限界まで広げ、両手でアナルを拡げ、上目遣いで俺を見つめながら舌なめずりを繰り返している。「は、はじめさ、ココ……早くココ、挿れて。指、指欲しいっ。もっと欲しいのは始さんだけど、指も欲しいい……ゆるゆるにして、早く突っ込んで。はああっ……だめ、興奮するっ……」
「待ちなって。そう急ぐのはいい男のすることじゃねえんだぜ。ゆっくり、ゆっくりな」
しかし、ヤツは腰を揺らしさらにアナルを指で拡げて肉をひくつかせてくる。真っ赤な肉が貝みたいに蠢いて、やたらと卑猥だ。
「早くっ……早く喰いたいから、挿れてっ! んっんっ!」
どうだこの痴態は。なんなんだ、このエロさ。どうやったら人間こんなに変われるんだろうな。元々エロいヤツだとは思っていたが、毎回思う。こいつのエロさは底がねえ。いつでも欲しくて、いつまででも欲しい。底抜けの変態だ。
だが、それがまたそそられる。こいつが欲しがるたび、頭がおかしくなりそうなくらい欲情しちまう。
俺も欲しいって、思っちまう。
思わず笑ってしまう。欲しくてたまらないのは、コッチもなんだよ、龍宝。
軟膏塗れになった指で、しっかりとシワの一本一本まで伸ばすようにして塗り込むと、さらにひくひくと赤い肉が動く。その淫猥なアナルを見つめながら、中指を一本、つぷっと音を立ててヤツのナカへと埋め込むと、ビグッと身体が跳ねた。
「あはっ!! は、は、あっ……き、来たっ、指、来たっ! んっんっ、ああっ、疼くぅっ……!!」
ピストンを加え、ゆっくりと指を胎内へと埋め込んでいく。ナカは相変わらず相当な熱さで、締まりも抜群だ。指が食い千切られそうだぜ。
限界まで指を収め、そこでもピストンしてやり肉を解してから指を二本に増やし、ぐるっとナカを引っ掻いたりして拡げる作業を始める。
ソコはもう既に緩くなっていて、試しに指を三本挿れてもヤツは痛がらず腰を揺らし、息を荒くしている。
「はあっはあっ、んっんっ、ああああ気持ちいっ……! はあっ、未だGスポットしてもらってないのに、なんかっ、ああっ、き、気持ちイイッ!! なに、これっ……これなにっ?」
その疑問には答えず、三本の指を同時に腹側にくいっと曲げてやると途端、指先にコリコリしたものが当たり、それを擦った途端、ヤツが身体をビックンと大きく跳ねさせ、大声が耳を劈く。
「うああああああっ!! あああっ、あああうううううっ!! いやっいやっ、ソコッ、やだああ気持ちいっ、気持ちいっ!! ああっああっうあああああ!! ソコだめえええええっ!! だめやだ飛ぶっ!! 飛ぶぅっ!!」
ココ、だな。ヤツのイイトコロ見つけた。しかしココは相変わらず、感度がイイねえ。こいつの場合どこを取っても感度は良好なんだけど、Gスポに関してはさらに感じる力が強いと思う。
この、しこりを……撫でてやって。
痛くないよう、最大限の注意を払って指三本で撫でてやると、ヤツの腰がガクガクと上下に捩れる。ヤりづれえが仕方ねえ。
「ああっああっ!! うあっあああああああ!! やっああああああ!! はあっはあっはあっはあっ、き、気持ちいっ……!! ああああだめえええええ!!」
ヤツの両脚がつま先立ちになり、その足がプルプルと震え出す。おまけに内ももも震え始め、呼吸もかなり荒く、身体全体でぜいぜいと息を吸ったり吐いたりしている。
イキそうだな。だったら、ココで一回イかせる。後々、その方がヤツも俺も楽だったりするからな。
方向性が決まったので早速の責めとして指を震わせるように動かして、Gスポットを刺激してやると、ますます足の震えが激しくなり、腰のガックンガックンもさらに動きの幅を増してガクガクなってる。そうとう、感じてるなこりゃ。
「はあああああっ!! ああっああっ、だめ、だめイクッ!! い、い、イクッ!! やっだめ、はじ、め、さっ、イクッ!! ああああイックうううううっ!! イック、イクイクイクイクイクイクッ!! あああああああああイックううううううう!!」
「おお、イキたきゃイキな。止めないぜ。ほら、イってみろよ! イキてえんだろうが!!」
さらに指の震えを激しくしてやると、ヤツが逆手にシーツを握りしめ、足を痙攣させ始めた。チンポからも、さっきからごぷごぷとエロ汁が溢れ出てきてて、それらはヤツの胎の上に零されて汁塗れになってる。やらしい姿だぜ。だが、それがまたそそる。
少々乱暴になるが、イかせるために指の動きをさらに細かくしてGスポを撫でると、ヤツのチンポからごっぷごっぷと白いのが混じった汁が溢れ出し、腰が上下にガックンガックン捩れ始めた。
「うああああああっ!! あああっ、ああああイックイック、イックうううううっ!! あああああだめえええええイックううううううっ!! あああっあああっあああああああー!! あああっあうっあっイックううううううっああああああー!!」
途端だった。指がぎゅうっと締め付けられ、腰ががっくんと反り上がったと思ったら勢いよくザーメンが先っぽから吐き出されてきて、腰がガクガクと揺れるもんだからそこら中に白いエロ汁が飛びまくり、その殆どがヤツの身体に降りかかって、思いっ切りイキやがった。
「やああっ、やあああイってる! イってるイってるっ!! ああああだめえええええっ!! やあっやあっ、気持ちいっ、気持ちいっ!! だめっああっあああっあああああああー!!」
さらに飛ぶザーメン。Gスポから指を離さないモンだから連続イキしてしまったらしい。さらに腰をガクつかせてイキに達したヤツのイキ顔はすげえキレーで、そしてやらしかった。
ザーメンも先ほどと同じく勢いよく飛びまくり、さらにヤツが汁塗れになる。