不滅をなぞる五指は禁忌を孕む

 さて、と。んじゃ、いきますか。Gスポット見つけてやんねえとこいつがつまんねえ思いする。それだけは避けたい。それにこいつはGスポの良さっつーモンをもう身に着けていやがるからな。しっかり、ヤってやんねえと。
「おい、足開きな。パッカリ開け」
 すると、ヤツは顔を真っ赤に染めながら徐々に足を開いていき、真ん中にはチンポがどーんとおっ勃ってて、アナルがよく見えねえ。
 ってことで枕を引っ手繰って腰の下へ敷くと漸く何もかもが見えたので、その興奮と勢いに任せて股を避けてべろべろに足を舐めてやることにする。
 こいつは、肌も美味い。
 アナルの辺りから舌を置き、そのまま太もも内もも、含めてべろべろに激しく舐めてやるとヤツが腰を捩って喘ぎ始めた。
「ああっああっ! やっだめ、そんなに、舐めないでっ! 舐めるのやっ! やっやっあっあっ!! ああっ!!」
 足がビグビグと跳ね上がり、こいつが感じていることを知らせてくれる。そろそろかな。この格好に抵抗が無くなりゃ、それはそれでヤりやすい。
 軟膏のチューブを持ち、手に捻り出してたっぷりとアナルに半透明のぬるついた軟膏を塗り、皺の一本一本を伸ばすようにして丁寧にアナル全体に塗りつけていく。
「ああ、ああ、んっんっ……はあっはあっ、すごい、興奮するっ……ああっ、はや、早く指、指が欲しい、指ぃぃっ……! はああ指ぃ」
「挿れるぞ。初めは気持ち悪いかもしれねえけど、我慢な」
「ん、早く、いれ、挿れてっ……気持ちよくして早くっ、指はやくっ、イイコトして。イイコトがいい」
 そう言って、なにをするかと思えば両手でアナルを拡げて俺の指を待っている。真っ赤な肉が、丸見えだ。ヒクヒクしててすげえ興奮する。こんな風に人の胎内見るのなんか初めてだからなんだろうな、感動すらする。こんなになってんだ、こいつのアナル。エロい孔だぜ。
 しかし、エロいヤツだな。腰が揺れてるじゃねえか。まったく……とんだエロい子ちゃんだなこいつは。かわいいツラして中身は淫乱。いいねえ。モロ好み。こういうところも、好きなトコだ。
 では、いきますか。
 痛くないよう軟膏を塗した中指を一本、ヤツのアナルへと刺し挿れると途端腰が跳ね上がり、足がガクガクと震える。
「ああっ……! あ、ああ指、指きた、指、ゆび、ああああ指ぃぃっ……! ふっふっうああ!!」
 そのまま抉るようにグリッと胎内を掻き混ぜる。相変わらず、すげえ狭さと熱さだ。肉で指が押し潰されそうだ。そのままゆっくりと四度ほど出し挿れを繰り返し、少し肉が解れたところで指を二本に増やして、さらに拡げるようにぐりぐりとアナルを掻く。
 さて、ここからがGスポ探しの本番か。でも、在処はもう分かってるしな。腹側の、中指の関節が入ったところくらい……ここ、かな?
 ぐりっとそこら辺りを大きく引っ掻きながら指をくいッと折り曲げてやると、ヤツの腰がガクガクガクガクッと跳ね捩れ、デカい喘ぎ声が耳を劈いた。
「うあああああああ!! ああああっああああソコッ、ソコぉぉっ!! ソコッ、やっだめええええあああああ!! やだ、やだ気持ちイイッ、気持ちイイッ!! あっああっ当たってる、当たってる!!」
 当たり、ビンゴだ。広島でもう何十回も抱いてきてるから覚えちまったよ。こいつのイイトコロも、全部な。
 指でGスポを撫でながら、震える内股にキスしさらに強く指の腹を擦り付ける感じで動かしてやると、ヤツが身体をビグッビグッと跳ねさせながら甘い声で喘ぎ出した。
「ああっ! ああっ! ああ、すごい、すごい当たってる! イイトコ、激当たりして気持ちいッ!! あっやっ、やっやっ、気持ちいっ、気持ちいっ!! はあっ、はあああああああイイよおお!!」
「そっか、イイか。かわいいぜ、龍宝。今のお前のツラ、写真で撮って見せてやりたいぜ。やらしいツラしやがって」
「そんなの、してないぃぃっ……!! ああっああっ! やっだめ気持ちイイッ!! あっいやっあっあっあっあっあー!!」
 いや、すんげえエロいツラしてるけどな。お前はそう言うけど。顔もほっぺたも真っ赤にして、唇もついでに真っ赤で半開き、そんでちょっと見えてる舌がまたやらしい。
 こんなやらしいツラする女もいねえぜ。まったく、自覚がねえのが怖ぇよ。
 そのまま指でGスポを責めてやると、内股が眼に見えて震え出した。
「あああああ、ああああイクッ、だめイクッ!! ああああイっちまうっ!! だめ、だめですイクッ!! うあっうあっ、あっあっ、い、い、イクッ……!! だめええええ、あああああああ!!」
「未だだろー? 未だ指挿れてからそんなに経ってないから未だだめ。ほれ、もっと頑張れ!」
「やっやっイクッ、イクッ!! ああああホントに、ホントにイクッ……うっあっあああああああああー!! ああああうううううううイックううううううっ!!」
 チンポを見てみると、かなりデカくなって復活してきてて先っぽからガマン汁がダラダラ胎に零れてきてるのに気づいた。お、こりゃイクかな。イクってことか? 早くねえ?
 でも、これは愉しい。愉しくてつい顔が笑っちまう。
 ヤツは後ろに手をついて、足を拡げてて、その格好のエロさにもまた興奮してしまう自分がいる。
 そして反らしたのどがまた、色っぽい。噛みつきてえなあ。あのヒクヒクした喉仏、噛みついたらどんな反応するんだろうな。

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