錆びれた凍土でこだまする春雷

 身体が勝手にビグビグビグビグッと跳ね上がり、中出しされたその快感でイってしまい、腰を跳ね上げさせ何度にも分けてザーメンを飛ばしながら絶頂の快感に浸っていると、すぐにでも鳴戸が覆いかぶさってきて唇を奪われ、そのまま律動が始まるが唇は捉えられたまま、ガツガツと腰を使われる。
 その強引さが、また新たな快楽を運んでくる。
 荒々しく腰を使われ、鳴戸は龍宝の耳を舐りながら耳元で荒く吐息をつき、ひたすらにピストンを繰り返してくる。
 その腰つきはまるで貪るようなそれで、鳴戸にも余裕が無いことが分かるような、そんな腰の使い方で今までこんなに激しく抱かれたことは無く、戸惑いもあるが今はとにかく、快楽が強すぎる。
 Gスポットも必ずペニスで擦ってくれるため、快感も倍増しだ。そして、最後には最奥に通づるように突かれ、そうすると脳天に直撃するような快感がペニスが行き着くため、すぐにでもイキの波が間髪入れずやって来る。
「ああああああっ!! うああっああああああうううううっ!! うああっうああああまたっ、またイクッ!! い、い、イクッ……!! ああああイックううううっ!! だめやだイキますっ!! イキますイックうううっ!! あああああっああっあっあっああっあっああああああー!!」
 腰が上下にガクガクガクガクッと折れ曲がり捩れ、どびゅっどびゅるるるっと勢いよく鈴口からザーメンが噴き出て、それらもやはり先ほどと同じく二人の胎へと飛び、縦横無尽に動き回るそれは様々なところに飛び散って吐き出され、ぐたっとベッドに沈むとすぐにでも鳴戸が唇を塞ぎに来る。
 すぐにでも応え、ナカを探られたので舌を伸ばして鳴戸の舌と絡め、唾液をぢゅぢゅっと音を立てて吸うと、吸い返され舌を柔く食まれる。
「んは、んはっ、はあっはあっはあっはあっ、あっああっんあっんあっ、あっあっあうっ、うっうっ!!」
 腰は未だ激しく動いており、息も整わないままのキスは苦しかったが、とにかく気持ちよくてたまらない。
 鳴戸が与えてくれる何もかもが、快楽に変わっていっているようだ。
 勝手に腰が動いてしまい、鳴戸が上半身を上げたところで結合している部分が解けそうになり、それがいやで、追うように腰を上げくねらせながらナカで存在を主張しているペニスの存在を愉しむ。
 回すようにして腰を動かすと、ちょうどGスポットに当たる部分がありまるで遊ぶようにしてひたすら腰を動かすと、すぐにでも射精感がやって来る。
「あー、すっげ! すっげえ気持ちイイ。どした龍宝オマエ、こんなことしてくれるなんて嬉しいじゃないの」
「んんっ、んっんっんっんっんっ、ああっああっ気持ちいっ、気持ちいっ!! あっあっ、当たるっ、当たるっ当たるぅっ!! はあっ、あっあっあっあっあっああっ!! あああああっ!! あああっ、くうううイック、イック、イックううううっ!!」
 ペニスが引き抜かれると、今度は両足を横に倒され、半バックの体勢に持っていかてしまい、すぐにでもペニスがアナルへと収められ律動が始まる。
 片手を引かれることでさらに結合が深くなり、必死になって善がる龍宝だ。
「あああああっ!! だめ気持ちイイッ!! ああっああっ、ああっああっ、イクッ、イクイクイクイクイキそうっ……!! だめ、ああああだめだめ気持ちイイッ!! ああっ奥、奥当たってるっ……!! い、やだっ、ああああ気持ちいっ、気持ちいっ!! ああっあううううううっ!! やっ、だめイクッ!! イクッ、イクイクイクイクッ!! あああああだめええええっうっあああああ!!」
「いいぜ、俺も……イクッ!! お前もイっていいからイキな。俺もイクから、お前もイけ!」
 さらに腰を引かれ、奥深くにペニスが突き刺さり、もはや悶絶モノだ。
 首を打ち振り、やってきた強烈な射精感に身を震わせながらイキの波に飲まれてしまう。
「うあああっ!! ああああっ、あああうううううイック、イック、イック、イクイクイクイクイクイクイクッ!! あああああああだめえええええええ!! イックううううっあああっあっあっあっあっ、ああああああー!! あああああー!!」
 身体が勝手に波打ち、腰は前後に捩れ動く。そしてペニスが膨れ上がったと思ったら、鈴口から何度にも分けてザーメンが飛び散り、飛ぶタイミングに合わせて勝手に腰がガックンガックン跳ねてしまい、それでも鳴戸は追ってきてガツンと腰を使ったと思ったら、最奥にまでペニスが打ち込まれ、そこでぶくぶくぶくぶくっとペニスが膨れ上がり、びゅびゅっと中に熱いものが飛んでいる感覚がする。また、鳴戸がナカでイってくれている。
「あー、すっげえ気持ちイイ……! また中出ししちまった。すんげえ気持ちイイぜ。はあっ……けど、未だだな。未だだよな? 龍宝」
「未だ……全然、未だ……だめ、もっともっと突きまくって、もうココ使えないようにしちゃって……おやぶんしか、使えないように躾けてください。おやぶんだけの、俺のアソコです」
「イイコだな、龍宝は。よし、じゃあ次の体位いくか。たくさんエロ汁飲ませてやるから、ちゃんと飲めよ」
「ん……飲む。ちゃんと、零さず飲みます。だから、たくさんちょうだい……?」
 すると、鳴戸が身体を伸び上がらせてきたと思ったら口づけられ、龍宝もすぐに応えて舌と舌とを絡め合わせ、ぐちゅぐちゅと音を立てさせながら鳴戸の舌の柔らかさや、熱さに味を愉しむ。
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