幼気な瞳を裏切る
久しぶりのその熱いザーメンの気持ちよさに、身体が勝手にぶるぶると震えてしまう。「ああああっ……うああっ、熱い、のが、ナカ拡がるっ……!! 拡がってるっ!! うあっうあっ、あっあっ、き、気持ちいっ、気持ちいっ!! あっあっあっくうううう、イイイイイイイイー……!!」
途端、身体の力が抜け、鳴戸も腰から手を離したのでそのままベッドへと倒れてしまうと、身体に乗りかかるようにして鳴戸が後ろから覆いかぶさり、そしてあごを取られて無理やり後ろを向かされる。
「暫くキスもしてなかったからな。させろや。お前の甘い味、愉しませろ」
「ん、ん、んっ……んぐ、ふっく、んっぐ、んぐんぐ、は、はっ……ふっ」
息も整わないまま口づけられ、無理やり口をこじ開けられてナカを大きく舐められる。その官能的な口づけに、またしても身体を熱くしてしまう。
緩く、ペニスが勃ってくる。
その感覚を味わいながら、鳴戸のキスに応えるよう龍宝からも舌を伸ばし、鳴戸のソレを絡め合い、そして互いの咥内をしこたま舐め合う。
鳴戸は龍宝の口のナカを舌を使い、散々しゃぶり倒してきて上顎や舌の下まで舐め、歯列をなぞったり、唇を柔く噛んだりとやりたい放題を尽くして離れる。
その後を追い、今度は龍宝が鳴戸の咥内を舐めたくり、最後に唾液をぢゅぢゅっと音を立てて啜り、唇を離す。
「あは、あは、はあっはあっ、おやぶん、はあっ……はあっはあっ、ん、もっと、もっとがいい。もっと、シて……突きまくって。じゃないと、また俺、自分で……」
「その前に、風呂だ。お前がなんと言おうと、俺がお前をどう思って抱いてるか、その身に叩き込んでやる。そのためにはまず風呂行って、ケツのローション落とせ。それからだ」
何を言っているのだろうか。
頭も働かないまま、手首を拘束していたネクタイを解かれたと思ったら、そのまま姫抱っこされると、勃ったペニスが揺れ、鳴戸がそれを見て笑う。
「すげえな、媚薬ってよ。未だビンビンじゃねえか。ま、俺も人のこと言えねえけど」
「おや、ぶん……?」
のしのしとそのまま歩いて行った鳴戸は勝手に給湯スイッチを押し、龍宝を浴室へ放り込むと、すぐに全裸になって浴室へと後を追う形で乗り込んできて、早速シャワーヘッドを持ち、龍宝の陰部へと湯を当て始める。
その刺激もまた、気持ちがイイものでつい、甘い声で啼いてしまう。
「ああっ、あっあっあんんんんっ!! んあっんあっ、あっあっあっあっ、やっあっ!! あっあっ!! ああっ、しゃ、シャワーやっ!! やっあっ、き、気持ちいっ!! あっあっ、イイッ!!」
「これからは、もっと気持ちよくなるぞ。よし、ケツ上げな」
そろりと上げると、そこにもシャワーが当てられ、丁寧にローションが落とされる。
「よし、準備完了! んじゃ、早速解らせてやろうかな。今までこういうこと、敢えてしてこなかったけどそれがいけなかったんかなと思う。だから、これしてやる。啼け、龍宝。気持ちが良かったら啼け」
「おやぶん……? なに、なにを……あっ、ああっああああああっ!!」
いきなりうつ伏せに身体をひっくり返され、そのまま四つん這いの体勢を取らされたと思ったその時。
突然だった。
鳴戸がアナルへと吸い付いてきて、ぢゅるるるるると音を立てながら舌先を使って責め始めたのだ。
まさか、そんなところを舐められるとは思ってもみなかった龍宝は、それは驚いたがすぐに快感の波に飲まれてしまい、半分身体を後ろへずらしアナルを舐めている鳴戸を見ながら啼きたくる。
「はあっ!! ああああああっ、ああっああっ、そんな、そんなところっ!! だめ、だめですおやぶんだめええええっ!! あああああああああー!! あああうううう気持ちイイッ!! あっあっあっあっ、イイッイイッイイッイイッ!! あああああイイイイイイイイイー!! だめあああああー!!」
さらに舌先で抉るようにアナルに舌が入り、唾液を送り込まれ悶絶の龍宝だ。
鳴戸は顔を左右に激しく動かし、ひたすらアナルを舐りたくってくる。後ろからまるでけだもののような息を荒く吐く音が聞こえ、それにも興奮してしまいやってきた射精感に、強く目を瞑る。
「ああああああ!! ああああイック、イック、イックうううううっ!! ああ、ああだめ、だめイク、イク、イクイクイクイクイクイクッ!! ああああだっめえええええええー!! ああああイクイクッ!! あああああイックううううっ!! ああっあっあっあっあっああああああー!!」
許しもなく、あまりの気持ちよさに勝手に身体が絶頂を迎えてしまい、ペニスがぶくぶくぶくぶくっと膨らみ、びゅびゅびゅっと床タイルに勢いよく何度にも分けてザーメンを飛ばしてしまう。
「あは、あは、はあっはあっはあっはあっ、い、イった……!! あああう気持ちイイッ……!! ああっああっ、イイッ、イイッ……!! はあっはあっ、はあっ」
だが、未だペニスは萎えていない。媚薬の効果は持続中というわけだ。