Love circumstances



ぐちゃりという水音が静かな部屋に響き、虎徹は羞恥に頬を染めた。
朱に染まった目元、快感と羞恥で潤んだ瞳、薄い唇からは熱い吐息が漏れ、ちらりと覗く赤い舌に思わず喉が鳴る。
「なぁ、お願いだから…」
「ほら、手が止まってますよ。」
ぐう、と唸りながら虎徹はバーナビーの言う通り手を動かし始める。
「バニーちゃん、あたまおかしい…。こんなおじ、さんの、オナニー見たいなん、て。」
とろりと亀頭から先走りが零れ、恥ずかしさ故に視線を外した。バーナビーはその表情さえ興奮し、下半身の熱が更に高まるのを感じた。そろそろ限界を感じているのだが、まだ愛しい人の乱れる姿が見たいと思ってしまう。
「おじさんだってこんなにして、ノリノリじゃないですか。」
「、っうぁ、」
ぐちゃぐちゃになっている亀頭に触れ、バーナビーににやりと笑った。虎徹は眉尻を下げて困ったような表情でバーナビーを見詰める。
「なぁ、やろうぜバニーちゃん。」
まさか虎徹の口からからそんな台詞が出るとは思わなかったバーナビーは目を瞬かせ、無言でシャツを脱ぎ捨てた。噛み付くようなキスをしながら虎徹を押し倒す。
「バーナビー、はやく、ぐちゃぐちゃにしてくれよ…。」




「っていうところで目が覚めたんですけど、おじさん今度一人でやってみせてくれませんか。」
「バニーちゃんまず現実見ようねー。バニーちゃんとおじさん付き合ってないからねー。」



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