03



「どういうこと!?!?















美桜花が事故にあったって!!!!!!」















そう、悲劇は突然起きたんだ。















それは俺らが持つ、冠番組の収録が終わった後だった。
楽屋でひと段落していたら俺の携帯に着信が届いた。


「…?美桜花…?もしもs『一十木さんですか!?』え?…あ、はい…」

確かに着信は美桜花なのに電話の相手は知らない男性。
それも切羽詰ったような声だ。

「えっとあの…『この携帯の持ち主の方が事故にあわれました!!!!』…え?」


…カシャン。


じ、こ…?


美桜花が…?


嘘だ嘘だ嘘だっ!!!!!!



俺の状態が異常だったのかトキヤが俺の携帯を拾って相手と話をしていた。

でも、俺は電話で聞いたことがショックすぎてトキヤの表情なんて気にしてられなかった。


トキヤが電話を切ってみんなに何か言っていたけど、俺は放心状態で何一つ聴いていなかった。





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