07 第七官界彷徨


 まるで身体全体が痺れるような快感に支配されるような、そんな感覚だ。そしてそれと同時に、身体が蕩けてしまいそうなほどの気持ちよさも感じ、しこったクルミ大の前立腺が悦んでいるのが分かる。宇髄の指で痛いと思ったことは無く、ただただ無限に快楽を義勇の身体に流し込んでくる。
 そのうちに、身体が燃えるような絶頂が身体の奥底から湧き上がってくるのを感じ、足が勝手にビグッビグッと跳ね上がり始め、あまりの快感に硬くシーツを握りしめてしまう。
 そして、眼も眩むような快感がどばっとGスポットから送り込まれた義勇は、叫びながらイってしまった。
「いっ!イック、イックううううう!!イクイクイクイクイクッ……うっいっい、くっ……ああああー!!」
 しかし、ザーメンは出ずにペニスの硬度を保ちながら、本日二度目の空イキを体験してしまう。
「やっやあっ!また、またイク!イっちゃう、イ、イ、イックッ……うううっあああっあああっああああー!!」
 腰がビグビグビグビグッと跳ね、捩れ、上下に跳ね上がって絶頂に浸っていると、さらにGスポットを撫でられ、三度目になる連続イキを体験してしまう。
「やああっ!やあああああ、ああああああー!!イクイクイクッ!あっ!イック、うううっああっあー!!あああああ!!」
 またしても腰が跳ね、身体がガクガクと傾ぎ捩れ、イっている間にも指は動き続けていたが漸く、アナルから指が引き抜かれ、義勇は息を乱しながらしきりに胸を上下させ呼吸を繰り返し、快感に酔い浸る。
「はあっはあっ……は、は、あはっ……ん、はあっ……あああう気持ちいい……」
 さすがに初っ端から三連続イキの快感は伊達ではない。まるで身体が蕩けてしまいそうだ。
 いつもの流れならば、ここで宇髄のペニスの出番になるのだが、何故か宇髄はベッドから降りてしまい、それをぼんやりとした目で見つめていると、バスルームへと入って行ってしまい、出てきたその手にはコードのついたなにかがとローションのボトルが握られていた。
「それ……」
「さっき買ったやつ。今日は、お前を散々イかせたい気分だから、これを使う。ローターって知らねえ?」
「ろーたー……?なんだそれは」
 宇髄は三つあるうちの一つを手に取り、ダイヤル式になっているスイッチらしきものを回すと、宇髄の手にある大きなたまご型のそれがヴヴヴヴヴヴーと音を立てて細かく震え始めた。
「これを、お前のアナルに挿れる。……一つじゃねえぞ、三つ全部だ」
 その言葉に、義勇は一気に額に冷や汗をかき、そして顔を青ざめさせた。
「そんな……三つも、入るわけ……」
「分からねえぜ?意外といいかもしれねえじゃねえか。ほら、股開きな。挿れる。自分から開けねえなら、俺が開かせてもいいんだぜ。エロくてかわいいお前が見たいんだよ。コラ、開かねえか」
 義勇は涙目になっているのが分かりながら、そっとバスローブを引き摺って横たわり、足を割り開いて両手で顔を覆った。
「よし……イイコだ。気持ちよくしてやる。めちゃくちゃイかせてやっから、愉しみにしてな。これはかなり、イけるはず」
「なんでもいいから……早く……も、いいから……イかせて」
 宇髄がイけるというのなら、イけるのだろう。こうして義勇から強請るのも、初めてのことだ。今夜は初めて尽くしの夜になりそうな予感がする。薄っすらとそう思い、足を開いているとトロトロと股にローションが零し落とされ、ヴヴヴヴヴヴーといった電子音が一つ、聞こえアナルにぴたっと押し当てられた。
 途端、痺れるような快感が拡がり、ぬるっと先端がナカに挿れられた。徐々に徐々に、震えるローターが肉を割って入ってくる。
 その初めて感じる快感に、義勇は身体を震わせながら必死に喘ぐ。
「あああああんんん気持ちいいっ……!あああ、うああああああ……!ううう、んああああんんん!」
「どんどんナカ入ってく……。ローター喰ってんな。孔がヒクヒク動いてるぜ」
「やあああああー……!あああ、あああううううう、うううっ!」
 ぬるんっと、最後まで入りそれは宇髄の指で奥へと押しやられ、胎内でローターが震えながら腸壁を刺激してくる。今まで感じたことのない快感だ。
 すぐに喘ぎは大きくなり、勝手に腰が上下に動いてしまう。
「あああああ!!うああっあああううううっ!!やああっやあああああー!!」
「二つ目、いくぞ」
 あまりにも義勇が動くため、挿れにくいのかなんなのか、またしてもローターが強く宛がわれ、アナルを拡げるように細かく震えるローターがナカへナカへと入ってくる。だが途中で挿入が止まってしまい、孔を責めるようにローターの振動が流れ込み、そこにも快感を見出してしまう。

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