勝家くんの膝に乗ると、勝家くんはぎゅうとわたしを抱きしめた。勝家くんの洋服からは柔軟剤の匂いがした。わたしは勝家くんの薄い胸板に頬ずりをする。このまま寝てしまおうかと思ったけれど、それよりわたしは勝家くんの洋服の向こうに興味がいった。薄いシャツ一枚隔てたその向こうには、面白いものがあるのをもちろん知っている。わたしはプチリプチリと勝家くんのシャツのボタンを外した。
「…なまえさん?」
少し勝家くんが後ずさった。わたしは気にせずプチリプチリ。あった、これこれ、オンナのわたしのよりよっぽどきれいなピンク色をした勝家くんの乳首。
「ちょっ、と」 「ごめんね?」
ごめんねなどこれっぽっちも思ってない。わたしは勝家くんの乳首に舌を這わせて、突起の周りをなぞるように舐めた。勝家くんがびくんと震えた。
「あっ、」 「勝家くんここ好きだよね」
勝家くんを見やると快感をこらえるようにぐっと歯を食いしばっている。ああかわいい。好きだなあ。乳首を口に含んで吸って舐めて、勝家くんより上手い自信がある。勝家くんはびくびく震えていた。
「はあっ、あっ、うぅぁ、あ゙ァ、」 「勝家くんかわいい、もっと喘いで」 「ひあっ、ああ」
先端を甘噛みしたらもっと喘いだ。面白いくらいに反応してくれる。そしてなにより喘いでいる勝家くんはほんとうにかわいい。わたしは気分が良くなってもっと舐めた。むくりむくりと起きあがってきた勝家くんのアソコが超当たる。勝家くんの腰がゆるりゆるりと前後に動く。余計に興奮する。
「かわいい、かわいいね勝家くん、きもちいいんだね」 「……はぁっ、はぁ」
勝家くんが大きく肩で息をする。乳首がわたしの唾液でてらてら光っていてエロかった。舐めるのをやめて勝家くんを見上げると、うっすら濡れた勝家くんの瞳と目があった。勝家くんはふるふる震える唇を、ゆっくり近づけてきて、ぎゅうと押しつけた。ついばむように舌を吸われた。じゅる、と卑猥な音がする。勝家くんはわたしの上唇と下唇を交互にはむと、また舌をつっこんできた。すべてがゆっくりしていて恐る恐るでじれったかったし、わたしはキスなんかより勝家くんの喘ぎ声を聞いていたかった、のでわたしは勝家くんのぬるっとした乳首を思いっきりつねってぐりぐり力強くこねた。勝家くんが大きくはねた。あっ、と大きな声も一緒に出してくれたのでわたしはいくらか満足した。
「んあぁっ、いやだ、いやだ、ぁぁっ、やだ、ちがう、あぁっ、なまえさん、うぁぁ」 「やだ?やなの?ちがうでしょ?気持ちいいでしょ?やめていいの?」 「あぁぁっ、なまえさん、ごめ、ごめんなさ、あっ、あああ」
びくんびくん。勝家くんが痙攣して、床についていた腕が力なく落ちた。勝家くんのアソコがいやというほど熱く、どくどく脈打っているのがわかる。ああ勝家くんたら、乳首だけでイっちゃった。
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