眠る君に秘密の愛を


カナメ+ソーマ+リンドウ
※カップリング表現あり


〜カナメの部屋〜


―カリカリカリ…


「眠い眠い眠い眠い……でもここで寝たら書類が終わらない上にリンドウさんに渡せなくなる…!根性、根性だ…!」




〜数十分後〜


「おいカナメ、素材集めに付き合…」


「スー…スー…」


「…………(ペン持ったまま寝るなんて器用だな…とりあえず横に寝かせるか)」


―ドサッ


「むにゃ…」


「(…これはリンドウに送る書類か?大方提出ギリギリまでほっといてた事に気付いたが睡魔に負けて寝てしまった、という所か…)」


「ん…(ゴロン)」


「!」


「スー…スー…」


「…………(ハァ)」




〜エントランス〜


「リンドウ」


「おぉソーマか、どうした?…ってこりゃカナメからの書類じゃないか。わざわざ持ってきてくれたのか?」


「部屋を訪ねたらペン持ったまま眠りこけてたからな、見かねてやっておいた。提出しないと後々困るのは俺達だからな」


「あちゃーあいつここんとこ徹夜続きだったからな…悪かったな、面倒を掛けて。後であいつにお礼でもしてもらったらどうだ?」


「…それなら、もうもらってる」


「…ん?そりゃどういう意味…というかお前、上着どうした…」


「次は計画的にやれと伝えておけ。じゃあな」


「あっ、おいソーマ!……カナメの奴、無事なのか?」




〜カナメの部屋〜


「ん…?(パチッ)…………わーーーー寝ちゃってた!?やばい終わった……あ、あれ?書類は?それにこの上着誰の…
(フワッ)…?私、コーヒーなんて飲んでたっけ?」







一歩前進
(リンドウさん!書類は…)(あぁ、それならソーマが代わりにやっておいてくれたぞ)(あ、じゃああの上着ソーマのだったんだ…悪い事しちゃったな)(…なぁカナメ、お前ソーマに何かされなかったか?)(?いや特に覚えはないですけど…)(そうか…(という事は寝てる間に何かしたなあいつ…))



少女マンガとかにありそうなシーン。こういうの好きです
上のタイトルはこちらのサイト様からお借りしました
確かに恋だった

[#prev] [next♭]


top
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -