恋する乙女(子犬様へ 2周年企画)


カナメ+アイリーンちゃん+リュウさん
※時間軸はGE2RBです


〜ラウンジ〜


「はー…いつもはビールやカクテルだけど、こういう寒い日は熱燗や焼酎のお湯割り(梅干しもあれば良し)でちびちび飲むのに限るよね…」


「カナメちゃん、リンドウさんみたいな事言ってるよ」


「あー…うん、中身がおっさんなのは否定しないかな」


「…ねぇねぇ、どうやったらお酒に強くなれるの?私弱いから強くなって沢山飲めるようになりたい!」


「んー強くなるって言っても今すぐなれるものじゃないよ。こういうのは少しずつ少しずつ体に慣らしていくような…任務だって、ある程度経験や場数を踏んで強くなっていくでしょ?あれと同じだよ」


「ふむふむ」


「あとはそうだね…慣れてない時は柑橘系やミント系のカクテルにするといいかも。ミルク系も飲みやすいけど、酔いやすいからあんまりオススメしないかな
まぁ私は最初からリンドウさんに付き合ってビールから飲んだクチだけど!」


「(あ、だから毎晩飲むラインナップがそっち系なんだ…)」


「でも飲めない人は本当に飲めないって言うし、無理して強くならなくてもいいんじゃない?」


「だ、駄目だよ!そしたらお兄ぃと一緒に飲めないもん!」


「ん?」


「あ…」


「……あぁーそういう事(ニマニマ)」


「べべ、別にお兄ぃとカナメちゃんが飲んでるのこっそり見てたんじゃないからね!?」 


「そうかそうか、リュウと一緒に飲んでるのがそんなに羨ましかったのかー(ニマニマ)」


「〜〜〜〜!?(カァァァァ)
も、もうこの話終わり!終了!」


「いやはや、青春ですなぁ」


「カ、カナメちゃんだって恋の一つや二つあるでしょ!?」


「どうだろ…仲間や友達としての好きならあるけど、恋愛感情としての好きはないかな」


「え、でもリンドウさん達の結婚式前に初恋暴露されてたよね?」


「何年前の話してるのそれ…?いやでも、うぅーん…あれは初めて女の子っぽく扱われたからドキドキしただけで、恋なのか自分でも未だによくわかってないんだよね」


「大丈夫!ドキドキしたならそれは恋だよ!他にないの?男の人にドキドキした事!」


「…………(ハッ)な、ないよ!」


「今の間何!?誰かと何かあったでしょ!?」


「ないないないないないない(ブンブンブン)」←首横降り


「嘘だー!ほらほら、喋るまで帰さないよ!」


「…わかったわかった。けど話が長くなりそうだからジュースでも飲みなよ。はい」


「わ、ありがとう!」




〜数分後〜


「スー…スー…」←爆睡


「ふぅ…アイリーンには悪いけど、こういう時のためにお酒は今後も飲めないでいてほしいわ…」←ジュースと偽ってカクテル渡した







白状回避
(リュウ…)(?)(やる時はやる奴だって知ってるけど、早く気付いてあげなよ…?(ポン))←リュウさんの肩に手を置く(何の事かわからんがその言葉そっくりそのままお前に返すぞ)



子犬様大変お待たせしました…!
恋バナのはずが何故かお酒のハウツーになってますね。あれ、おかしいな…←
リクエストありがとうございました!

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