日常閑話(蛍様から 5000Hit企画)





 オペレーターのヒバリに報告書を渡し、昼御飯にしようとラウンジに入った。カウンターに別任務に出ていた筈のココロを見付け声をかける。

「あれ?ココロ任務終わったのか?」

 確かグボロの群れがどうとか、ピターとマータがとか言っていた気がする。禁忌種がいないだけましかもしれないが。

「うん、なんとかねーヒロトくんもお昼?」

「そんなとこ。ムツミちゃんミートスパゲッティ大盛」

「はーい!」



「いやいやいや!可笑しいだろ!?なんでそれでこんな状況になるんだよ!?」

「あーもう、話遮るの止めてくれます?」

 ロミオの絶叫をめんどくさそうに流すヒロトと、後ろの危ないオーラをだす若干名と、倒れている某第四部隊長。そしてオロオロとしているココロ。
 ヒロトは、ギルの面白い反応も観れたし次の任務の準備か仮眠したいんだけどなー。と思いながら、また話だした。


「よう!副隊長さん達じゃないか」

「……ハルさん」

「なんだよ、その微妙な間は……」

「……わけわからん任務につれ回しといてよく言えたな」

「わけわからん任務?」

「ココロは気にしないで良い。つかなんか用ッスか?」

「いやー、どっちかつーとヒロトより……」

 そう言ってココロを見るハルオミをみて嫌な予感がしたヒロトはラウンジの隅……ビリヤード台の方にハルオミを引っ張って行った。

「あんた何する気っすか」

「ヒロトも気付いてんだろ?ギルの気持ち」

「……あんたあの2人って言うかココロに何吹き込む気っすか……?」

「いや!そうじゃなくてだな……」

 サンバ染みた曲のイントロが聞こえた気がした――。



「斯々然々っす」

「は?」

「説明めんどい」

「おい!?」

「だっだからっきっキスなんてしてないからっ!!」

「えぇ〜ホントにー?」

 ロミオ先輩スッゴい騒いでたよ?とナナがココロを問い詰める。

「本当ですか?」

「シエルまで……!!」

 ココロは軽く涙目になりながら状況の説明をしている。

「勘違いもいい加減にしてほしいっすね」

「ギルの反応みて思いっきり笑った奴が言うか!?」

 ヒソヒソとロミオが聞いてくるがヒロトは良い笑顔で「だってギルがあんな動揺すんのってあんま見ないじゃないッスか」と答えた。

「そりゃそうかもしれないけど……つかお前そんなキャラだっけ?」

「え?」


(日常閑話)

「ひっヒロトくん!?だっダメだよ!?」
「いや、今止めとかないと……(ギルがぶちギレる気がする)」
「いや、じゃないからっ!ふわっ!?」
「っ!?」
「おっお前らなにしてんの!!?」
「ちょっ!?ココロ大丈……(あ、ヤバくね?)」
「?2人ともどうかしたの……?」

―――

吉乃様のみお持ち帰り可


―――

蛍様から企画でいただきましたー!つまづいたココロをヒロト君が受け止めてそれがキスしたようにみえたとかなんておいしいシチュエーション…!色々妄想が広がりますよmgmg(^p^)←
蛍様、素敵小咄ありがとうございました!

持ち帰り禁止

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