たくさんのありがとうを貴方に


カナメ+リンドウ
※捏造設定あり
※ちょっとシリアス


「そういえばカナメ…お前左手は大丈夫なのか?俺の神機使った時アラガミ化してただろ」


「…………」


「どうした?」


「あぁいえ、唐突に聞かれたからびっくりして…えーと……」


「…おい、まさか!?」


「いやいや大丈夫!大丈夫です!…はぁ、リンドウさんが帰ってきて皆忘れてると思ってたのになんで本人が聞いてくるかな……チッ」


「お前なぁ…舌打ちするなよ」


「すみませんつい…でも本当に大丈夫です。リンドウさんと同じなので」


「俺と?」


「リンドウさん、右手にアーティフィシャルCNSが埋め込まれてますよね。実は私の左手にも小さいですけど同じようなものが埋め込まれているんですよ。ほら」


「確かに同じだな…」


「まぁ完全には消せなかったのか周りにアラガミ化の痕が残りましたけど…最悪の事態を考えたらこっちの方が全然いいですよ」


「…レンのおかげ、か?」


「そうです、ね…これも、あの時もおいしい所は全部レンがもってっちゃいましたよ。やっぱり神機って持ち主に似るんですかね〜」


「でもあいつを俺の所まで連れてきてくれたのはお前だろ?」


「…………」


「あいつも言ってただろ。お前に出会えて本当に嬉しかったって」


「…………グズッ」


「俺とあいつを、助けてくれてありがとな…カナメ」







ココニイナイキミヲ想ウ
(…リンドウさん)(ん?)(また、会えますよね。きっと…)(…あぁ、そうだな)



時期的にはリンドウさんが帰ってきて数日後くらい?
ちなみに痕は皆にばれないように普段は手袋(指出し)で隠してます
設定の絵にも手袋描いてあります。わかりづらいですけどね!←

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