幻一と影二
2012/03/06 23:53
二段ベッドの梯子を半分だけ登って覗き込む。すやすやと寝息を立てる影二に、幻一はそっと布団を掛け直した。普段、二段ベッドの二階は幻一、一階が影二と決めているが、2人は時々交換する。理由は影二のわがままだった。馬鹿と煙は高いところが好きだ、と言うが全くその通りかもしれないと幻一は思う。
「馬鹿な弟ほどかわいいんだけどね〜」
くすりと笑って、幻一は影二の額に口付けてから自分の布団に入った。
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五分で書いた 今日は弟の日
本気でゴミ箱クオリティ
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