神童と天馬と猫
2012/01/22 00:37
※しんさまの猫捏造。ピアニシモって名前です
ガターン
「うわああああ!!!」
何かが落ちたような大きな音と、天馬の声が聞こえて慌てて音の方へ走る。
行くとそこには天馬と、飼い猫のピアニシモが倒れていた。ピアニシモも心配だったが、まずは恋人の天馬を抱き上げた。
「大丈夫か、天馬?」
天馬はんんっと唸ってから目を開けると、パァッと嬉しそうな顔を見せて抱きついてきた。
「たくとー!」
「は?」
天馬は俺に抱きついてスリスリと首筋に頬擦りしてくる。
「たくと、ちいさくなったね!」
「天馬…?頭でも打ったのか?」
「てんま?ちがうよ、僕の名前はピアニシモだよ?いつも呼んでくれるじゃない。」
意味がわからない。目の前にいるのはどうみても天馬だ。俺が見間違えるはずがない。
「にゃー」
ふと、ピアニシモが目を覚まして俺の袖を引っ張った。
「どうしたピアニシモ?」
「にゃー」
「ピアニシモは僕だよ。今こいつは『キャプテンー』って言った。」
「……中身が、入れ替わってるのか…?」
「にゃーにゃー」
「わからないけど、僕はピアニシモで、こいつはてんまだっていってる」
頭が痛くなってきた。天馬とピアニシモが入れ替わるなんて有り得ない。悪夢だ。
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こりゃ大変。誰か続き書こうぜ!(他力本願)
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