拓天がキスするだけ@
2012/01/18 16:43


真っ白なダブルベッド。そこに重なって寝転ぶ2人。神童が天馬の上に覆い被さっている。

「キャプテン…制服がシワになっちゃいます…っ」

「じゃあ脱ぐか?」

「脱いだらキャプテン、キスだけじゃ済まないですよね?」

「かもな。」

ちゅ、ちゅ、とリップ音を立てながら、神童は天馬の額や頬にキスを落とす。天馬が不服そうなので制服の上着だけは脱がせてやると、ワイシャツ姿の天馬の襟を少し開けて首筋にもキスした。

「キャプテン、」

「ん?」

神童が顔をあげると、天馬はその唇に軽くキスした。神童が意外そうな顔をしているのを見れば、照れながら言った。

「おれもキャプテンにちゅってしたいんです」

「…ほんっとかわいいなお前。あんまりかわいいとキスだけじゃ済まなくなるぞ。」

「……キャプテンになら、いいですよ。」

天馬はするりと神童の首に腕を回した。神童はそれを合図に天馬に深い深いキスを与えた。当分の間、2人の夜は明けそうもなかった。











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