今日は一週間の中で一番好きな土曜日だ。せっかくの休みだからのんびり、ゆっくり、まったり過ごそうと思っていた私の計画は1人の幼なじみによって壊された。
ピンポーン…ピンポーン、と二回くらいインターホンが鳴る。
こんな休日にいったい誰が……と思いながらドアスコープを覗いて確かめるとそこにはニコニコと満開の笑顔を浮かべた正臣がいた。
……うわぁ何だよ何でいるんだよ何でニコニコ笑ってんだよ何で来てるんだよ何で帝人はいないんだよ……何でいるんだよ!(二回目)
なんて考えていると再度インターホンが鳴る。
………とりあえず家にあげた方がいいよね‥と思い玄関のドアを開ける。
「よっ名前!今日は実行したい事があって来たぞー!」
「ふーんそうなんだ…帰れ」
「はははっお前は本当に面白いなー!歓迎した後に帰れなんて…だが俺は帰らない!なぜなら俺は名前の彼氏だから!」
「歓迎してねーよ!そして正臣は彼氏でもなんでもないじゃん!」
「あ、そうだった………じゃあコレだな、俺は名前の彼氏になる予定の男なのだから!」
「…………………」
「スルー!?俺のこのスーパーデリシャスでナイスな発言をスルーですかい名前さんっ!」
また変なこと言ってるよ‥と正臣に呆れていたら正臣がいきなり私に抱きついてきた。
「え、ちょ正臣!?」
「俺さ、結構本気だぞ…?」
私の耳元で囁くように正臣は言った
うわ‥耳、くすぐったい!
それと正臣がいつもとは違う様子のせいか心臓がうるさい
なにこれ、顔もあつくなってきた。
有り得ない、ただの幼なじみにドキドキするなんて
有り得ない、あの正臣にドキドキするなんて
「名前?」
「え、なに」
「好き」
「…!」
「俺、お前のことすげー好き。だいすき」
「…………」
「な、本当に俺を彼氏にしてみないか?」
「ま、正臣…」
幼なじみから
(なんか正臣と名前最近よく一緒にいるよね)(当たり前だろー帝人?俺たち付き合ってるもん)(ええええええ!?)
恋人へ
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お友達のゆー子ちゃんへ!
こんな変なのあげてごめんよ…(´;ω;`)書き直し希望だったらいつでも書き直します!!