変われない敵

幸い特攻してきたのは下っ端のヤツら。時々俺と仲良くしてくれてた幹部達もいて俺に驚いていたがすぐに俺の事を敵と見るような目で襲いかかった。……辛かった。変わってしまった彼らが

辺り1面血の海。
「これで……わかったでしょ?」
苦笑いを浮かべ静かに振り向く
声が震えないよう力を入れて


するとぎゅっと抱きしめられる感覚がした
視界に映るのは金
「ごめんな、わかったから。もう泣くな……。大丈夫だ」
そう言われて初めて涙を流していることに気がついた。既に俺の心は崩れてイってる。……もしかしたらこの人が戻してくれるかもしれない。

久しぶりの人の体温。
とくとくと子守唄のような音に俺は安心してしまい……そして視界は闇に染まった

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