奇跡のキャラとはこの俺のことだ

説明しよう!
この私が奇跡のキャラとなった双子の書記傘だ!坂白さんと間違えられそうな名前だろう?

いやそんなことはどうでもいい!
今僕が絶対にゴールインされないキャラになったことが重要なのだ!

ごほん。一人称が狂ってるが気にしないでくれ。
話し方もだ。当たり前だろ?俺の心の中まで演じてどうするよ!腐った諸君!

兎に角僕は数年前までは王道の双子だったんだ。
そっくりにして髪型も話し方も食べるものも。

けど僕は目覚めてしまった……
そう!腐の道に!

当事者にはなりたくない。けど王道を見たい。
そのためにわざわざこの王道中の王道学園に入り静かに()観察しようと思ったが、なんと双子が僕らしかいなく焦った僕は王道の為に書記になった。……弟をつれて★

よく思い出してほしい。数ある王道物語で最後までゴールインされたことの無いキャラは唯一双子では無かったか?
少なくとも僕はそうだ。
てか寧ろあったら教えて欲しいものだ。
いや、あったとしても少ないだろう?

例え非王道で王道君が主人公じゃなくても唯一主人公になったことのないキャラも双子だ。
ま、今主人公なんだけど★

メタ発言はダメだよなうん。
と、ともかく1番近くで見れてしかも絶対結ばれない奇跡のキャラになった僕は嬉しさに飛び跳ねたそりゃもう盛大に。


くぅ〜う!
……神様ありがとう!ざ!王道双子にしてくれてっ!!

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