救われない真実
後に副会長が死んだことが知らされ学園はざわめいた。
そりゃあそうだ。だって【自分達が殺したんだ】
他の誰でもない自分自身が。
罪人とさてのレッテル
命は一つ。
戻すことも返すことも出来ない。
あるものは涙を流し
あるものは震えて
あるものは奇声をあげた
狂いに狂った学園内
いつしか狂わせた元凶にさせた転校生は全生徒の暴力を浴び制裁という名の罪深き行為
その行為は誰がどう見ようとも罪を優しくしたいと捉えられる行為。
けど不自然にも1人だけ何も発さずいつも1人の生徒がいた。
感情がなくなりまるで抜け殻のような人。いや物。
最後に表した【感情】は副会長がみんなに言った【伝言】の数日後。彼は叫び壁を叩き自分を殴り涙を流しながら狂いに狂った。
副会長を返せと
副会長に会わせろと、
前の会長であることは……オワカリデアロウ?
大好きでした晋
「 」
なぁ、佐藤。いや雅臣今日は何食べるか?今人気なケーキ屋がここの近くに出来たんだ。一緒に行こう?お前甘いもの好きだもんな
狂ったモノは誰もいない“誰かの”机に向けて誰にも気づかれずヒトリ今日も言葉を発す。
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