「おわった」

「会長貴方今泣いて……」

「泣いてなんかいない」

「嫌でもぉ〜いや泣いて……」

「泣いてなんかいない」

「「いやいや切れ長のお目目さんから雫が……」」

「雫なんか出ていない」

「……な、……た」

「泣いてないっつてんだろ」

「あぁん?バ会長お前」

「黙れくそ風紀」

「その言い方うちも入るからやめてぇーや」

「うるさいクソ副」

「いやお前泣いて……」

「なんだ一匹狼貴様とは話したことないのに話しかけるな」

「ほら素直に言えよこの教師様に」

「黙れエロホスト!」

「じゃ鳴いた?」

「黙れ爽やかないt(ry」

……ふぇえええーーん!!!

もうダメ!俺のダムが溢れでちゃう!!

ごめんなぁーーい!!そんな20の目で見ないで!!あ、でも転校生もいるから22?

「……ひくっ」

ごめんなさいもう無理です。

「…た……すけてぇ……」

ぽろぽろ

あぁ、これからどうしよう

なんて場違いな事考えながらも涙は止まらない。


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