乾いた音が空気の淀んだ室内に響いた。「菊様、カークランド家の御子息がお見えになってます」「ああ、もうそんな時間ですか…客間にお通ししなさい」どれだけ手を動かすスピードを上げても一向に終わる見通しの立たない仕事。そろそろ有能な部下を1人雇う時期かもしれない。「畏まりました」■世界全体の構造がでかくなりすぎてやめた。いつかやりたいですね。たぶんやらないけど。 dbtop 「#寸止め」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -