「んでシルバーってばすぐどっか行っちゃうんですよー!!もー番号ぐらい教えてくれたっていいだろーって思いません!?」
「追い掛けて捕まえて聞けばいいだろ?」
「いや無理に聞くのもなんか気が引けるっていうか…」
「あいつにはちょっと強引に押すか引っ張るかのがいいんじゃねえの?って、あっイーブイどこに…」
ガチャ、
「こんにち、うわっ」
「ブィ!!」
「へ、あれ、イーブイ?」
「桜さん!!」
「あー、桜か…」
「あ、ヒビキくんだ、こんにちは。っていうか、もしかして今お取り込み中だった?」
「いいえ全く!!桜さんもこっちきてお茶しましょう!!」
「そうなの?」
「まあな。座れよ、何飲む?」
「ありがとう、せっかくなんだけどさっきミックスオレ買ったしいいや、ごめんね」
「いや、気にすんな。」
「桜さん今日はどうしたんですか?はっオレに会いに来てくれた…!?」
「あ、そうだった。お土産渡しにきたの、ほら」
「さんきゅ、っておーこりゃまた」
「フエンせんべい!!え、ホウエンまで行ったんですか!?」
「うん、オダマキ博士の娘さんとユウキくんが可愛かった。バトルもかなり強かったし将来有望だね。ふたりともヒビキくんと同い年だからいつかバトルしに行きなよ、きっと楽しいよ」
「桜さんが一緒ならどこへでも!!」
「オダマキさん元気だったか?」
「元気元気!また足の筋肉ゴツくなってた」
「衰えねーな。さすが働き盛り」
「ところでなんでナナミさんのイーブイがここに?」
「ああ、ねーちゃん彼氏と旅行中」
「ナナミさんに彼氏?なにそれ知らない相手どこのどいつ?潰す」
「ねーちゃん泣くぞ」
「うっそれは…レディを泣かせるなんてわたしには出来ない…!!」
「桜さんも女の子でしょ。なんで遠出するのに置いてくんですか? 」
「彼氏がすっげーイーブイ好きだから置いてけぼり食らってんの」
「彼氏絞める」
「可愛さは罪ですね、かわいそうに」
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見切り発車が脱線っていうか端っから違う方向に走ってた
20120713
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