以前の日記に載せていた妄想文の一部です。パラレルとエロ多め。

鬼牡丹(パラレル遼呂)

2005/10/09

鬼牡丹ですこんばんは。
今日は遼呂妄想です。呂布受け苦手な方はバックバック。
苦手だけど読んでみようかな〜な方はお覚悟を。長いですから!


【鬼牡丹とはなんぞや?】

以前とある方に捧げるための絵を描いていたら、ムクムクと浮かんできた遼呂パラレル妄想です。
ちなみにこの絵↓です。



じっさいに捧げたやつには、もっとこう、白い液体がどぱどぱっと…(笑)

絵の後妄想文も送ったら喜んで頂けて、更に独り占めするのはもったいないので公開を!と言われて浮かれてみたのです。
いいんです。お世辞だったとしても嬉しかったからいいんです。

そんなわけで、その方に送ったメールの文章をそのまま公開!
わたしの気狂い具合をリアルに再現!
黒江さんの非常識ぶりをお楽しみくだされ。
公開を勧めてくださった某北海道の呂遼呂スキーIさんに感謝しつつ、いざ!



呂布は遊郭一の大店に雇われている用心棒。
その強さと非情さで鬼と例えられ、また大輪の牡丹のような華やかさから鬼牡丹と呼ばれています。

張遼は若いながらもその作品には魂が宿ると言われるほど腕の立つ彫り師で、その彫り物を一目で気に入った呂布は彼を訪ねます。

俺にも墨を入れろと言う呂布に、「龍以外なら」と張遼。
何故かと問うても答えない。
龍を彫るつもりはなかったので追求はせずに、絵柄(鬼と牡丹)の打ち合わせとお肌のチェック(笑)
鬼と恐れられている呂布に対し、物怖じした様子をまったく見せない張遼。

「…いい肌をお持ちだ」

背や腰をなぞる指や手のひらに微かな官能を感じてしまい戸惑う呂布。(黒江ムラムラハァハァ)

最初は背に筋(主線)彫り。
…背中は肩甲骨の下らへんから尻までめっちゃ痛いらしいです。大の男でも腰周辺は悶絶ものだそうで…って
悶絶!おいしい!
そんなに痛くないエリアから突然悶絶エリアに入ったら、いくら呂布でもビク!てして、思わずうめいちゃいますよね!
「く…っ!」とか「うっ」とかハァハァ。

食い縛り用に渡された布じゃなく自分の手を噛んで耐える呂布。えろい。まだ何もしてないのにえろすぎる。

10時間以上かけてその日は終了。彫り跡に口に含んで吹き付けた酒で消毒。しみて眉をひそめる呂布。やっぱりえろい。

彫った直後は熱が出て辛いので、泊まっていかれよ、と言われて張遼宅にお泊り。
痛みを堪えるのに体力を消耗し、更に傷口が熱を持って半ば朦朧としていたいた呂布を、張遼がご、強姦しちゃうのです!
一応背中はかばって後背位で(笑)

張遼は以前から有名人だった呂布を知っていて、あの肌に彫ってみたいと思っていたのが念願叶ったのと、呻く呂布が思いのほかエロかったので興奮してそのような無体をですね…。
征服欲交じりの行為ですね。

屈辱だけど、張遼の刺青に惚れ込んでしまった呂布は、警戒しながらも通い続け、あれ以来何もされないまま月日は過ぎ。
何もされない、といってもひっそりセクハラくらいはされてますが。それこそ強情な呂布に少し強めに針を刺したり(笑)

いよいよ最終日。背には見事な鬼と牡丹が彫り上がり、その迫力にお互い興奮状態。欲情張遼は再び呂布を強姦…するのですが、呂布も興奮しちゃっているので応じて和姦に。

なんか凄そうですよう!
乱れた着物で欲望のまま絡み合うふたり…なまつば!
しなる背には鮮やかな鬼と牡丹。伝う汗を舐めとられ、まだ少し腫れた鋭敏な肌が痛みと快感を覚えてわななく様は…

張遼だけでなく黒江までノックアウト…!

最後の夜ののちも、あんな奴、と思いながらも、熱い吐息を吐きながらどこか冷めたような目をしていた張遼が気になる呂布。
だが、もう用は無い…。

そんな折、呂布の居る店に張遼がくるのです。
まだ何か用かと言うと、女を買いにきた、と。
過剰な自意識に自己嫌悪し微かに上気する呂布の耳元で張遼は

「仕事の後はどうしても疼くんですよ…貴方もご存知でしょう?」
「…!」

あの晩の事を仄めかされカッとなった呂布は張遼に掴みかかるも、周りの注目をあびてしまったので自分の部屋に引っ張っていくのです。

「誘っていらっしゃるんですか?」
「…違う!」

引っ張り込んだはいいがどうするか考えていなかった呂布は

「何故龍は彫らない」

以前からの疑問を投げかけます。
はぐらかそうとするもそれを許さぬ呂布に、張遼はぽつりと

「わたしの龍は…宿主を喰らうのです」

張遼が龍を施した師匠や仲間や恋人が相次いで異常な死に方をしたので、その柄は封じたのだと言う。

「それでも俺が彫れと言ったら?」
「よく似合うでしょう。…でも貴方には彫らない」
「何故だ」

言うと勢いよく呂布の着物が引き下げられる。

「貴方には龍より華が似合う」
「…っ、貴様」

その痛みを隠すように牡丹に口付ける張遼。上気する吐息を押し込めて睨みつけようとする呂布を制し、そして微かに、本当に微かな声で


「貴方を、死なせたくない…」


…ここでもう一回くらいやらせときます(笑)

事後、もう来ませんと言い帰る張遼。
会う術をなくしてしまった呂布は、それを残念だと思う自分に気付く。

そして最後は張遼の処へ乗り込み

「龍を彫れ」
「出来ないと言ったでしょう」
「お前の龍ごときにこの俺が負けるとでも思っているのか」

尊大な、でも美しい呂布の命の煌めきに、ほんとはその体に己の分身ともいえる龍を刻み付けたいと願っていた張遼は負けてしまい

あの絵になる訳です(笑)





と、ですね。
一通で4千字オーバーなメールをですね…。
いつもは呂遼者なわたしなのですが、この時はすっかり遼呂スイッチに切り替わってしまい本気でハァハァしながら妄想してました。話が浮かんだのはいつも通り、仕事中です(笑)
お、おにぼたんもえ!とか自分の妄想で萌えていたばかちんです。
まあそれは、捧げたお方作の遼呂話がとても素敵で、それが土台になっているからこその萌えなのですが。攻め張遼さん鬼畜で素敵…!受け呂布殿苛めたいほど可愛い!
このときから遼呂スイッチはいとも簡単に入るようになったのでした。
やばいやばい。



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