留守電会議
※会話文のみです
アキラ⇒ア
シキ⇒シ
WEBラジオ狗ラジTB-SHOWの第6回(神谷さんゲスト)で、
鳥海さんがゲームに負けて、シキ様にそれを報告するという罰ゲームで…
―――――――
シ「(携帯を見ながら)…留守電が入ってる…」
『あっ…もしもし、シキ様の携帯でよろしかったでしょうか?鳥海です…
すみません、勝負に負けてしまいました…。…嫁はハーフの人がいいです…っ…』
ア「…どうなされましたか総帥。」
シ「鳥海という人間から留守電が入っていた。」
ア「鳥海…」
シ「なんだ、貴様はその人物を知っているのか。」
ア「…どこかで聞いたことがあるような…。」
シ「……」
ア「総帥はその者をご存知なのですか?」
シ「…俺も聞いたことがある。…そう、貴様と声がよく似ている。」
ア「声が…ですか。」
シ「あぁ」
ア「総帥がご存知ということは我々の敵ではないということですね。」
シ「みたいだな。…にしてもおかしな内容だった。
何かの勝負に負けたという報告と、嫁はハーフの人がいいという希望を言ってきた。」
ア「勝負…どういうことでしょう…はっ!もしかしたらこの鳥海という人物はこの城にいる兵の一人かもしれません!」
シ「…そんな奴、いたか…。どいつも使えん奴ばかりでいちいち名前までは覚えんからな。」
ア「可能性的には考えられますよね。」
シ「嫁はハーフの人がいい……どうしてそんなことを俺に言ってきたのだろうか…」
ア「…おかしな人物ですね。…もしかしたら我々の仕事は結婚相談所だと間違えたのかもしれません。」
シ「…そちらの線でいくと、さっきの兵のうちの一人というのはなかったことになるな。」
ア「えぇ。」
シ「結婚相談所か…なるほど。…なら、その『勝負』とやらは何を意味していると思う?」
ア「…あくまで俺の予想ですが…きっと、この鳥海という人物は結婚相談所から試練を出されていたんだと思います。」
シ「試練とは?」
ア「その鳥海と同時期に相談にきた者と一人の女を賭けて命を懸けた戦いをしろ…というものだったのではないかと。」
シ「ほう。」
ア「それで、その勝負は鳥海が負け、女はもう一方の者が得て、せめて残りの女の中でも鳥海はハーフの女がよかった…みたいな…。」
シ「なるほど。」
ア「…そんな気が…しますが…。」
シ「…アキラ、貴様は本当に想像力に長けている。これでこそ俺の所有物だ。」
ア「お褒めのお言葉、ありがとうございます。」
シ「まぁ、結婚相談所と間違えたのだとしても負けというのはあるまじきことだな。
今度この鳥海を見つけたら即斬り捨ててやろう。」
ア「はい。」
シ「…いや、待て。さっき言ったように、確か鳥海は貴様と声がよく似ていた気がする。逆に見つけたら躾してやるのもいいかもしれんな。」
ア「…躾…ですか。」
シ「そうだ。貴様を躾けてやったように…な。」
ア「………。」
end
咎狗強化月間第2弾はシキアキ(ED2)でした。
歯磨きをしながら前の狗ラジTB-SHOWを聞いていて、
鳥さんのあの報告をネタにしたらおもしろいかもしれないと思い、書いてみました。
軍服夫婦が執務室でこんなくだらない会話をしている姿を想像して一人で吹いてしまいました。
どんだけアキラは想像力に長けてるんだ!みたいな(笑)
結婚相談所というワードがスルッと出た自分に驚きが隠せません!!
2009.03.13
_
[*前] | [次#]
topに戻る
topへ