愛ということ









アキラは再びシキのモノを口に含んだ。
歯を立てないように上手く口を使う。

すると、シキのモノが反応を示し始めた。
口に独特の苦味が広がる。

「…総帥…っ…」

「名を呼べ」

「…シキ…」

シキは口端を吊り上げた。


「ほら、どうした。お前は何の刺激を与えられなくても反応するのか?…淫乱め」

言葉で罵られ、その言葉さえもアキラにとっては媚薬となり…

自分でも情けないほどの反応を示していた。
クツクツと笑うシキをチラリと見て視線を外す。

不意にシキが服越しにアキラの胸の飾りに手を伸ばした


「ッ!」

「どうした?口が休んでいるぞ。止めろと指示した覚えはないが」

意地悪い笑みを浮かべながら続けろと命じる。
その間も手による愛撫は止めない。

快感のあまり口を離すと今度は立つように命じられた。


「…っ…」


隠すことの出来ないほどアキラのモノはズボンの布を押し上げていた。
羞恥に顔を伏せると不意に身体が浮いた。


「可愛がってやろう。」

シキはそう言うとアキラを横抱きにして隣の寝室に向かったのだった







シキはベッドにアキラを下ろした後覆いかぶさり早急に服をはだけさせた。
ズボンと共に下着も取るとアキラの雄はすでに透明な蜜で濡れていた。


「全く、こんなにして…そんなに欲しいのか?アキラ」

「…見ないでください…」


アキラの先走りを指で絡めとり、その奥に指を滑らせた。
馴らされていない窄まりに指を2本突き入れられ息が詰まった

わざと指をアキラの感じるところに来るように擦る



「ぁぁっ…!んっ…、」


どんなに感じていても決定的な刺激がこない。
シキはわざと焦らしているのはアキラも感じ取ることができた。

「…どうしてほしい」

「…っ…」


羞恥心がどうしても捨て切れなかった。
シキは言わせようとしている。

「…シキっ…欲しい…っ」

涙が頬を伝う。
シキは指で拭い取ると、器用に自らのベルトを抜き取り、熱く猛ったモノを宛がい貫いた


「ああっ!!」


身体が撓る
シキはアキラの合図を待たずに律動を開始した。



「あっ!んん…!ッ…ぁ」

激しく揺さぶられ、息もまともにできなかった。
決して甘くない情事…壊れるんじゃないかと思うほどに

「シキ…、シキ…ッ!」

「…っ、アキラ」

名前を呼ばれ、アキラの中が更にシキを締め付けた

突き上げられるたびに抑えることのできない甘い声が漏れた。


「…あっ、ッ…もう…」

「イキそうか?」

アキラが首を縦に振るので、シキはスパートをかけた。
その直後、アキラは二人の腹を汚した。
同時にアキラの中に熱い飛沫が弾けるのを感じ、そのまま意識を手放した……








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