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 ポケモン20周年記念その2



予想以上に反響があったので第二弾。
あっ、白鳥沢とか夢主とか全然関係ないネタもあります、時系列も普通に原作時系列になってます






全国高等学校ポケモンバトル大会ーーー
それはポケモン界における春高である。


「今日こそボッコボコにしてそのスカした面を歪ませてやるよ、ウシワカちゃん! 行くよ、ロズレイド!」


「及川、お前ともあろうトレーナーがタイプの相性を知らないのか? ウォーグルはひこうタイプで、ロズレイドはくさタイプ、お前の方が不利だ」


「相変わらずクッソムカつく奴だな…! ロズレイド、お前ならタイプの相性なんて関係ないって信じてるよ」


「ローレ!!」


「ウォーグル、いつも通りだ。お前の力を存分に見せつけろ」


「ワッワッワッ!!」


「待てお前ら、まだトーナメントで当たってすらいないだろ! 若利、本番前にウォーグルを消耗させるなよ!」


「ったく仕方ねえ奴らだな」


「あれ、岩泉クン意外に冷静だね〜」


「まあな、ウチの馬鹿の暴走には慣れてるからな。ここは俺に任せとけ」


「挑発に乗る若利も若利だけどな、全く…」


「よし、バンギラス、及川にはかいこうせん


「「!?」」


「ちょっと待て、ロズレイドでもウォーグルでもなく及川にはかいこうせん!? 駄目だろそれは!!」


「ポケモンに罪は無え、悪いのはポケモンを悪用する人間の方だ…」


「映画版みたいなこと言ってるけどバトル前にトレーナーが戦闘不能になったらどうすんだ!! 天童、お前も止めろ!!」


「大丈夫っしょ〜。人に向かってはかいこうせん打っても死にはしないって某チャンピオンが証明してるし」


「管理人がリメイク版を改めてプレイした時に目が点になったネタはやめろ!!」





※よいこは人に向けてはかいこうせんを打ったりしてはいけません。





「研磨ー! バトルしようぜー!」


「「「!?」」」


「翔陽…別にいいけど…」


「待て、早まるなチビちゃん! 研磨だけはやめておけ! チビちゃんのヒトカゲじゃまだ無理だ!」


「?」


「そ、そうだぞショーヨー! 研磨さんだけは敵に回しちゃヤバいぞ!」


「割とマジでトラウマになるレベルだから!」


「犬岡とリエーフまで!? で、でも研磨のポケモンって、いつも一緒にいるニャオニクスだろ?」


「ニャオニクスは小さい頃から一緒だから…。バトルの時は別のポケモンだよ」


「へー! 何のポケモン?」


「まあガブリアス、ファイアロー、メガガルーラは基本だよね」


「なにそのガチパ!?」





ポケ廃、研磨。





「あれ、小鳩いつの間にニンフィア捕まえたの?」


「私のじゃないの。さっき試合会場のあたりでキョロキョロしてるの見つけて、迷ってるみたいだったから放っておけなくて…」


「どうかしたか」


「あっ、う、牛島くん!」


「…? ニンフィア、何故ここにいる」


「え、そのニンフィア牛島の!?」


「いや、幼馴染のポケモンだ」


「へー! なんか迷ってるらしいよ」


「持ち主と同じで方向音痴だからな。俺が送り届けよう」


「お、お願いします…」


「それにしてもあの牛島の秘蔵っ子、ニンフィア持ちだったのかー。どんな強いポケモン使ってくるのかと思ったら、案外可愛いの使うのな!」


「ふふ、可愛いからといって見くびってはダメよ、鷲匠さん」ニコニコ


「桃ちゃん!」


「忘れもしないわ、去年の学校別ポケモンバトル大会中学の部…。凄かったのよ、あのニンフィアのはかいこうせん


「「!?」」


「おまけにあのニンフィアはノーマルタイプの技をフェアリータイプに変える特性『フェアリースキン』持ちだったから、強豪校のドラゴンタイプ持ちは軒並み可哀想なことになってたわね」ニコニコ


「あ、あんな可愛い顔してはかいこうせん打つんですか…」


「桃ちゃんの『ちからもち』マリルリと同じだな!」






子供にも廃人にも平等に楽しさを与えてくれるポケモン。今後の発展を祈って!





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