煙草の話
 


いつも通り釣りをしたりのんびりしたり、そんな河原でいつもと違う部分が一つ。


「あれ?緋桐君って煙草吸ってたっけ」

「いや?普段は吸わないけど、暇だったので吸ってみました」


飲酒も喫煙もしない緋桐君が煙草を吸っていたのでおじさんビックリ。
まあ、理由を聞いてもっとビックリしたけど。
暇だからって何よ。
暇って理由で健康に悪い事しちゃ駄目じゃない!?


「時々昼間から飲酒してるおじさんには言われたくないかな。それに、こんなのが悪影響になるのなんて人間ぐらいですよ。あ、でも吸い過ぎて本ににおいがつくのは困る」

「心読まないで!じゃあやっぱり吸わない方が良いと思うよ」

「そうですね、次からはおじさんのいる場所で吸います。あと…人間と言えばあれも吸ってますね、煙草」


そう、いつも凄い冷たい対応されるから触れない様避けてたけど、猫君と言う喫煙者がもう一人。
まあ、彼は葵ちゃんのいない所じゃ態度が全然違うからそこまで驚かなかったんだけど。
な、何で今日こんなに喫煙者多いんだろう!
…あれ、でも猫君ってきっと長い事生きてるけど、年齢は17じゃなかった?
そして緋桐君はおじさんに何か恨みでもあるの?そんなにひどい事したっけ?


「何でおじさんのいる所で吸うの?取り敢えず今日はおじさん緋桐君にまだ何もしてないよ?あと猫君は一応未成年でしょもっとダメだからね!」

「うわ、何でこっちに回してくんのさ。良いじゃんボクだって人間じゃないし。ボクのキャラと葵の健康に関わるから葵の前では吸わないけど、他のヤツがどうなろうと知った事じゃないネー」

「彼女ならあと数mでここに来ますよ」

「あ、椿ー。あのね、明日行ってみたい所があってね」

「え?行きたい所?行く行く!葵ちゃんの行きたい所ならどんな場所でも!」

「あっつい!!!」


わあ、緋桐君凄いね、発言通りだよ。
でも猫君の投げた煙草がこっちに飛んできたのは何で言ってくれないのかな?
絶対知ってたよね!まあいつも言ってくれないけどね!
おかげで火傷だよ!今日のダメージ辛い!


「?そのスプレーなに?」

「これネー、香水。良いにおいがするんだヨー。葵にもかけてあげるネ。お揃いお揃い」

「おじさん今日もお疲れ様ですね」

「多分今日も緋桐君のせいだよ!」

「えっ、また俺のせいですか」

「うん!」


煙草って良い事ないね!
おじさん自身は吸ってないのに!



――――――――――――

日記で書いた煙草ネタをすすっと書いてみる。
でも短かったのでこっちに投稿しました。
ま、まあ正式な設定じゃないし\(^o^)/セルフ二次創作です。
しかし最近本当に人外組が多かったですね。
色々出来ると言う都合上話が浮かびやすいと言う私の頭ゆるゆるな理由があるのですが…((
人間側ももっと書きたいです。あとアイリス。
今回吸ってたこの二人煙草似合うだろうなあと。
シリアスだとか大人な感じにする理由が全くなかったのでいつも通りギャグ感あります。
緋桐さんは本を汚したくないって理由がありますが、椿は本当に吸っていても良いかも知れませんね。
でも、吸ってるか吸わないかそこはもうお好みの方を…!!((



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