クリスマスの皆
■先輩と後輩達■
「おいバカ」
「お、小鳥遊じゃねえかどうしたんだよ」
「朱館先輩バカって言われてるの否定しないの…?」
「…俺は年下だけど、クリスマスプレゼントとかねえの。モミジとヒカリの分も」
「アリサだよ!曽良センパイ都合の良い時だけ使うタイプの人っすね!」
「おー!そっかクリスマスか…よっし!じゃあ菓子奢ってやるよ!着いてこいお前ら!」
「わあ!先輩ありがとうございます!でもお金大丈夫かな」
「曽良センパイ絶対遠慮なく食いますよやべえっすね」
「ま、まあ大丈夫…かな?」
■飼い猫と飼い主■
「あーおーいー、葵ー」
「なに?」
「クリスマスだから、プレゼントが欲しいナー」
「んー?うん、良いよ」
「ワーイ!じゃあネ、キミが良いなあ。いや元々ボクのだけどネ。聖夜じゃなくて性「無理だからプレゼントは物にして欲しいかな…!?」
「…チッ」
「…ネコ缶で良いかな」
「仕方ないナァ。良いヨー」
■お嬢さんとお人形■
「さあ茉莉子、クリスマスだからプレゼントだよ」
「…主、これは流石に多すぎるんじゃ」
「忙しくてあまり祝った事がないからね。これは十数年たまった分のプレゼントだよ」
「…(絶対多すぎる」
「フフ、嬉しすぎて声も出ないみたいだね。でも開けてみたらもっと嬉しい思うよ。全部茉莉子の喜ぶものだからさ」
「…そうだね、ありがとう主」
「たまにはクリスマスをするのも良いね。また来年もやろう」
「うん(部屋に入りきらない気がする。どうしよう」
■双子+幼なじみ■
「恋ちゃーん!」
「…おいかけっこ?」
「違うよお!今日は違うの!クリスマスプレゼント!清慈君の分もありますう!あはっ私って優しいお姉ちゃん!」
「ありが…と…」
「…おい、何だこれ」
「え、昆布ですよお。髪の毛に良いらしいんだって!あれ、でもそれってワカメでしたっけえ?」
「新しい、湯飲み……小夜、ありがと…」
「(扱いが全然違う…!!」
■おじさんとお兄さん■
「ねえ緋桐君」
「…」
「無視!?酷い!おじさんクリスマスだからプレゼント欲しいなあ!たまには優しくしてもらいたいなあ!」
「悪魔と神って分かりあえないですよねえ」
「あげる気ないって事!?な、何よ意地悪!良いわよおじさんもう緋桐君なんかと遊んであげないぞ!」
「………………おじさん、(面倒だから)機嫌直してください。飴あげるんで」
「機嫌取りまで酷い!!」
■親友■
「アイリスちゃーん!」
「クレハさん…今日はいつも以上に元気ですね」
「だってクリスマスだよクリスマス!ねえねえアイリスちゃんクリスマスで今ケーキバイキングやってるんだって!食べに行こうよ!」
「私は甘いものがあまり得意では…」
「一人で行くのは寂しいから一緒に行きたくて、お願い!」
「し、しし仕方ないですね。ちょうど暇していたので…良いですよ。行きましょう」
「ありがとうアイリスちゃん!(こう言わないと来てくれないもんね、本当は甘いもの大好きなのに!」
「そ、それでは早く行きましょうか。クレハさんが、そわそわしていますからね」
「うん、早く行って沢山食べたいね!」
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メリークリスマス!
あまりクリスマスっぽい事をしてない人もいますが\(^o^)/
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