ハグの日
 


「葵さん!むっぎゅーっ!」

「わ、なに、なに?」

「ハグの日だよ!それじゃあ他の人にも回してね!」

「…リレー?」



「アイリス、アイリス、ハグの日。リレー形式…んぎゅー」

「…そう言う事は真面目にやらなくても良いと思いますよ」

「そうなの?でももうしちゃった」

「…仕方ないですね」



「クレハさん、ハグの日だそうです。リレー形式なのでお願いします」

「良いよ!むぎゅーう!」

「ふう……それでは、後はよろしくお願いします」

「うん!誰かに回せば良いんだね!」



「あ、恋ちゃん!今日ってハグの日なんだよ!だから、ぎゅってしていい?」

「…良い、よ。はい……」

「わーい!ありがとう!またね!」

「ばい、ばい。…あ」



「れーんれーん!お姉ちゃんとあっそぼー!」

「…むぎゅ」

「!?きゃああ!いきなりの大サービスにお姉ちゃん大興奮!」

「ハグの、日…」

「あ、ああ私達姉妹なのにそんな恋ちゃんたら大胆、うふふふふ」

「……(今の内に逃げよう」




オマケ

「茉莉子、人間達の間では今日はハグの日らしいよ。ほら、おいで」

「うん」

「ふふ、たまにはこう言うのも悪くない。茉莉子は体があったかいから、落ち着いて眠くなってくるなあ」

「(いつもハグしてる気がするけど)そうだね、ありがとう主」





――――――――――――

遅刻です\(^o^)/
いつかのクリスマス程と比べればかなりマシですが。いや、SSS、会話文にした時点でどっちもどっちな可能性も…()
オマケは何となくお嬢さんとお人形になりました。
猫は○○の日みたいなのは気にしなさそうだし、飼い主は既に出てるので



前へ 次へ

[ 68/68 ]






人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -