2019/03/14

拍手返信
>19/03/09にミスタの質問をくださった方
4について妄信的なミスタについてですが、好意を抱いている人間が、4にまつわる何かを持っていたらどうなるんでしょう?〜
 拍手くださりありがとうございます!
 まさかのご質問にワクワクしてしまいました。どんな対応するんでしょう? こんな面白そうなネタに私なんかが答えていいのだろうか……と思いつつ、拙いながらもちょっとだけ考えてみました!
 考えてみて気づいたのですが、ミスタの4に対する恐怖は流動的なもので、「4そのもの」に対する恐怖ではなくて、「4がある瞬間」への恐怖のように捉えられるんです。
 例えば、どの建物にも4階はあるけれど、その建物自体(4そのもの)に恐れを抱くことはなく、4階さえ避けられればいい(4がある瞬間)、という考え方がミスタには見られます。
 つまり、原作登場シーンで見た場合、4切れのイチゴのショートケーキが出たら、その4に関わってしまったショートケーキは食べない、という選択はせず、3切れになった状態で食べるのです。ここがミスタの4への恐怖の面白いところです。4に関わっても、それを無理矢理にでも捻じ曲げれば悪運の対象にはならない。「4に関わったか」どうかではなく、「今この瞬間に4か」どうかが問題なのです。アレルギー反応的ですね(笑)
 そこで、ミスタが好意を寄せている女性が、4にまつわる何かを持っていた場合を考えてみます。とりあえず、「本気だった場合」と「気になっている程度」の2パターンだけで想像してみました。
 まず本気だったなら、上記のミスタの判断を鑑みると、女性と付き合うことを考え直すことはない、と断言できます。理由としては、ミスタはショートケーキがたとえ4切れだろうとも、食べると決めたら最終的には食べるように、決めたことは大体行動する頑固さがあるためです。なので別れるなどということは選択肢にはなく、とにかく付き合うのが面倒臭いくなってくるくらい、4を回避させてくるんじゃないかなぁ……と! だからどちらかといえばそのせいで振られたりしそうなイメージがあります(笑)
 身長や体重だったら、自分といる時はヒールを履かせたり厚着させたり、彼女が嫌がりでもしようものなら、真っ青になって「俺を殺す気かァ〜〜!?」と叫んで、最後には汗びっしょりになりながら「頼むよ……」と弱気に懇願さえしてきそうです……年齢なら数え年と満年齢で回避できそうですが、しかし生年月日となると……! 好きになって本気だったら、ミスタは最後まで貫く男だと思っているので、もういっそ別人と戸籍を変えてくれくらい言ってきそうですね(笑)
「誕生日ばかりはどうやったって変えられねぇ……! どうすりゃあいい……!」
って、情けない声を出しながら頭を抱えて蹲るミスタが想像できてしまいました。
 そしてちょっと気になってる程度なら、「俺とあんたは生まれる星の下が違っていたんだな……」とかクサイこと言って、呆れてる相手を置いてけぼりにして、一人だけ運命という感傷に浸りながら去りそうですし、ナンパする時は「生年月日いつ?」とか聞いて4がなかったら、「こりゃ運命としか言いようがねぇ」とばかりにバールに誘いそうです。奇妙なナンパの仕方するミスタを想像すると笑えます(笑)でも顔がいいから割と成功するのかも……実はナンパが下手なミスタ……?
 もの凄く長々と妄想してしまいました……! 全然ちょっとだけじゃありませんでした……! でもミスタの新しい考え方のヒントを得られて、楽しかったです!
 もし良かったら、質問者さんのお考えもお聞かせください!


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