2019/02/27

アンケート返信
>19/02/25にアンケートでコメントくださった方
いつも素敵なお話ありがとうございます、うろさんのお話は心がこもっていてキャラクターやお話を大切に扱っているのが〜
 アンケートのご回答だけでなく、コメントまでくださりありがとうございます……! 私には勿体ないお言葉ばかりで恐縮するばかりです……!
 夢小説は、自己投影でもオリジナルキャラクターであったとしても、他のジャンル以上の強い共感が特徴的でそれが本質だと思っているので、共感しやすいように、出来るだけ登場人物の感情の動きを大事にしたいと思っていました。そして登場人物だけでなく、読む側もどこか救われていなければならないとも、感じていました。思うばかりで拙く、本当にキャラクターを大事にできているのかとか、味気ない話なのではないかとか、悩みつつも試行錯誤の日々ですが、なんだか頂いたお言葉に私自身が救われたような気持ちで満たされています……! こちらこそ、あたたかい気持ちで読んでくださって、色々なことを考えてくださって、楽しい時間を共有できた喜びでいっぱいです。ありがとうございます!
 この場をお借りして、アンケートにも是非返信させてください。
 記述してくださる方が少ないため、真っ先に夢小説を読む際の願望の部分を興味深く読ませて頂きました! 「どんな関係性でも最初は他人」から「何かの関係」へと「変わっていく過程」という箇所が、好みにもの凄く突き刺さり、何度も何度も頷いては読み返し、思いを馳せたりしてしまいました……この設定もなにもない一文に、壮大なドラマが詰まっていますよね……誰でも最初は他人で、何かの関係になっていく……主人公やキャラクターのことばかりではなく、それを取り巻く世界観にも繋がっていくと思うので、文章にして書いてくださって、とても有り難く思います!
 それを踏まえた上でジョルノとアバッキオの好きな部分を拝読致しました!
 ジョルノは「DIOの息子らしいところが垣間見える」との文に、思わず胸が苦しくなってしまいました……似てるんですよね……似ているのに真逆の性格で、真逆の生き方をしているジョルノの拠り所は、写真と名前しか知らない父親との血の繋がりなのだと思うと、ジョルノはどんなに成長したとしても、DIOの写真を持ち続ける限り、家族を見つめる瞬間はずっと子供のままの気持ちを抱えて生きるのだろうなぁと、そんな気がしてしまい、前文の「少年らしい一面」というお言葉も重なって、ジョルノの人間らしい部分が見えてきました……妄想を繰り広げた挙げ句、勝手にしんみりしてしまってすみません……!
 そんなしっとりモードの時に読むアバッキオの親和性も凄まじいです……「やさぐれた態度」と「諦め」の辛すぎる羅列の次に「正義感」と「根底にある優しさ」が重なると、その言葉の矛盾にまた苦しくなってしまいます。諦めとやさぐれは弱さの象徴であるはずなのに、正義感と優しさが無ければ罪悪感も抱かない……つまり正義感が消えないからこそ、やさぐれてしまう。強い意思があるからこそその強さに負けてしまう……そんな矛盾に気づいてしまって、正しく生きたいと心の底では思っているアバッキオの生き辛さに、とても共感してしまいました……そうですよね……「たまにアバ茶出してくるくらいのスパイス」がないと辛すぎて見てられませんよね……スパイシーな香りもしますしね……ってそんなわけあるかー! と思わずノリツッコミしてしまいました(笑)書いてくださった真面目な解釈を最後の最後ででひっくり返してくるとはまさか思わないじゃないですか……! 「グッときます」って何ですかもう!(笑)何もグッと来ませんよ! ジョルノはグッと行きましたけども!
 この二人が他人からどういう風に関係を作っていくのかと考えるどころか、最後の一文で大爆笑してしまい、危うくすべて忘れるところでした(笑)願望部分でキャラクターの片思いにチェックを入れてくださっていたのも印象的で、二人とももしかすると、相手と関係が変わる頃には恋をしてしまっていたりするのだろうか……となんだか急速には変わらない距離に、焦れったい様子を思い浮かべてしまいました。
 気づけばこんなにも長々と申し訳ありません……! アバ茶はスパイス……銃は剣より強しに次ぐ格言かもしれません……それにしてもアバッキオがトーキングヘッド戦のトイレナランチャにツッコむシーン、よく自分の胸に手を当てて数日前を思い出してほしい……と毎回そう思ってしまうのは私だけでしょうか(笑)


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