2019/02/07

アンケート返信
>19/02/02にアンケートでコメントくださった方
こちらの一見物静かで穏やかにさえ見えるけど、その実しっかり骨の髄までギャングで〜
 アンケートに丁寧なご回答、そしてコメントまでありがとうございます……!
 好きな部分の詳細を読んでいてもの凄く共感していたところ、拙宅でそれに近いアバッキオとブチャラティが書けているとお言葉を頂けて、とても嬉しかったです……!
 「一見すごく理性的に見えるのに、荒々しくぶっ飛んだ所業」もできるというブチャラティの評価、本当にその通りだと思います……最近特に思うのが、ブチャラティは幾つもの顔を使い分けているんだろうなぁということで、例えるなら市民に対する「組織の名前を背負った顔」、部下に対する「チームのリーダーとしての顔」、或いはジョルノへしたような「ギャングとしての顔」、そしてナランチャやトリッシュへ重ねたような「ただの人としての顔」。それらはきっとどれもブチャラティの真実でありながら、虚構でもあって、多面的でなければ生きれない過酷な社会に幼少期から入ってしまったせいもあると思うのですが、その幾つもの顔に覆い隠されたブチャラティの素の部分というのが、恋愛になれば引き出せるのかもしれないなぁ、とお言葉を読んでいて思いました……! 子供の頃から自分を優先してこなかったブチャラティだからこそ、恋をした時にその気持とどう接すればいいのか分からないということが、確かに起きそうな気がします……!
 そして見間違いでなければ、「埋み火」でアバッキオに開眼した……と……! 読んで共感してくださりありがとうございます……! 任務や組織が関わっていない時のアバッキオは、きっと大人しかったり抜け殻だったり、後悔の意識に苛まれて何か縋るものを探しながらも、無意識に誰かを助けてしまっていたりするんだろうなぁと思いながら書きました。「線を引きがち」で「恋愛苦手そう」な二人とのコメントが何とも好みに突き刺さって、息をするのも苦しいです……!
 更にリゾットになるほど! な驚きと納得を隠せませんでした! 何となく今まで目にしてきたイメージを総合して、一途だったり、秘めた優しさがあるのかな? と漠然と思ってきたのですが、「振り切った執着心」と「軟禁」とは! 個人的に、リゾットの出身地を考えるとかなりの納得感がありました……ギャングで、シチリア出身で、報復を完遂する根っからの性格となると、リゾットは天然培養のシチリア男という解釈もあるのだなぁと……一昔前のシチリアではマフィアによる婚前の女性の監禁が公然と行われていたので、リゾットの成育環境にもよりますが、そういう一人に執着する性質があってもおかしくないのかもしれませんね……!
 お返事と言うよりも、興奮して長々と語ってしまい申し訳ありません……! 素敵な解釈に、点と点が繋がった感覚がして、暴走してしまいました。
 いつまで続くか分かりませんが、ゆっくりと更新していけたらと思っています。貴重な解釈を、ありがとうございます!


第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -