2018/11/20

拍手返信
>18/07/22 しがないアヴドゥル好き様へ
『落花生実る』『声よ、めくらの声よ』を取り憑かれた様に読んでいるしがないアヴドゥル好きです。この度は世界一〜
 こんなに丁寧にご感想を頂くのは久しぶりで、更新停滞となる前に書き終えてよかったと、心の底から思いました。何度も何度も大事に読んでくださって、ありがとうございます。それ以上のお礼の言葉をお返しすることができないのが、ここまで歯がゆいとは思いませんでした。
 そしてあまりにもお返事が遅くなり、気づいて頂けるか分からなかったため、目に付きやすいよう宛名を記入しましたが、思いの外ふざけた雰囲気になってしまったことも、お詫びせずにはいられません……本当に申し訳ありません……!もしいつかご訪問くださり、お気づき頂けた時には、宛名訂正のお申し出いつでもお受け致しますので、ご一報ください……!
 アヴドゥルのあの性格はどこから来るのか、語られることは今日までないため、誰にも知りえません。家族構成は疎か、彼自身の行動原理も何に根ざしたものなのか、どうして自己犠牲的に信念を貫けるのか、そもそも信念そのものが何だったのかさえも、実際のところ想像に任せるしかないのが、アヴドゥルという人間で、そんな何も知ることのできない人をそれでも好きになるのは、その人の情報ではなく、その人自身の性格を知った時しかないのだろう……と思いできたのが、この話でした。何も知らないけれど、全部知っている。そんなファンに通じる視点から見たアヴドゥルをどうしても書いてみたかったので、アヴドゥル好きな方に見つけて貰えて嬉しさの極みです…!
 上げてくださった文章、台詞すべて、話のキーポイントとして一番始めに、アヴドゥルを思い浮かべながら大切に書き上げたものだったため、目を留めてくださったことに胸が一杯になりました。アヴドゥルの良さを見つけていくという点で、とても楽しんで書いていましたが、偽物になってはいないか、中途半端なキャラクターになっていないか、と不安でもありました。しかし、ようやく肩の荷が下りた気がします。
 もしアヴドゥルが生きていたら、どんな恋愛をしたのだろうか、とか、或いは既にしていたのだろうか、とか、アヴドゥルに関しては考えても考えても答えの出ないことだらけですが、逆に考えると、それでも「らしさ」が分かってしまうアヴドゥルというキャラクターは、無限大の魅力があるんですね…!ご感想を頂いて、今更ながらそんなことに気づかされました。いつかまた、新しい話を書けたら、と前向きな気持がこみ上げてきます。重ね重ね、ありがとうございます。
 お言葉の一つ一つ、忘れずに大切に噛み締めていきたいと思います。また素敵な夢に出会えることを、お祈りしています!


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