夢主語り



・曇
小悪魔。曇のイメージそのまんまの言葉です。
曇は『自覚ある小悪魔』と『鈍感さ』がテーマです。サブテーマとして『依存』。
曇はもともとある夢主として生まれましたが、移転の際数が多くて持ってくるのを断念した作品の子です。
そしてリニューアルしたのがこの曇。見た目とかその辺は変わってません。
なんだかんだいって結局優しいんですよ、遊んでいるように見えて実は才女であるというのも根が真面目だから。
そしてポジティブな真面目。人は見た目に寄らないんだぞ、というのが曇の主張です(笑)

曇が女の子大好きなのは、女の子しているのが楽しいからです。
もちろんそれは普通に付き合うのもそうなんですが、女の子って秘密を簡単に口にしたり、悪口を周囲に触れまわったりしますよね。
そこから曇は情報を得て、そして自分の行動に生かしていくのです。それが彼女には面白くてたまらないというわけなんです。
なんて言ったって彼女は『小悪魔』であることを『自覚』しているのだから。

そして反対に色気のある男性が苦手なのは、自分の考えが見通されてしまいそうだから。
なんだか余裕のある男性というのは、自分の思った通りに動かないというか……なんて言ったらいいのでしょう、話の流れを変えようと思ってもなかなかうまくいかなそうな雰囲気があります。
曇は頭がよく、また機転も効く子です。だからこそ、相手が譲らないことが分かるとどうしていいのか分からなくなってしまうというわけです。
自分に向けられる好意に鈍感なのも、彼女から距離を置いているせいなのかもしれません(笑)


・和泉
和泉は大和撫子イメージ。大人しくて控えめだけど芯は強い。
『無自覚』と『一生懸命さ』をテーマにして『悲しさ』を大切にしています。
曇がポジティブな真面目だとすれば和泉はネガティブな真面目です。それも数本ある連載の中で変わっていってますが。
和泉は常に物事のグレーゾーンに立っています。良いでもなく悪いでもなく、半端な場所に。
いつもグレーゾーンにいるということは彼女は常に自分に対して不安を感じているのです。ここにいていいのかとか、こうしてもいいのかなとか。常に不安で怖がっているのです。
その中途半端さを本人も自覚していて、自分を半端な人間だと嘆いている。そこがネガティブ真面目の所以です。

物事をとても深く、真面目に考えているけど、自分自身に自信がないゆえについネガティブな考え方をしてしまうという。堂々巡りな気もしますが(笑)
中途半端とか不要と思われることをなによりも嫌うのは、やはり彼女が自分に自信がないからでしょう。復活連載で骸の命令に従っていたのも彼に不要と思われたくなかったからで、BSRへトリップした後常に周囲のことを考えているのは幸村をはじめとする面々に見捨てられるのが怖いからです。
人間って結局自分のことしか考えてないんですよね、それは和泉もきっと同じです。その自分勝手さが嫌い、でもそう思われたくない、だから私は中途半端なのだ。そういうことです。
だからこそ周囲のことを考えて『迷惑』といわれる前に身を引きたいと思っているのです。そう言われるのが嫌だから、そう言われたら怖いからですね。

自信のなさのせいで周囲を常に気にしてしまっているというのは私にも当てはまっていることです。だからこそ、和泉が可愛く思えるのかもしれません。

でも彼女には譲れない気持ちがあります。
どんなに半端なことでも、偽善だと言われても目の前に自分が手を伸ばすことで助かる人がいるのなら助けたい。その気持ちが和泉を突き動かしているのだろうなと。
そしてそのために和泉は多くの人たちから愛され、そして助けられているのだろうなと最近思います。
早く自分に自信をつけさせてあげたい。一生懸命なところがとても好きな子なのでもっと出してあげたいなぁ。
ちなみに、曇や沙羅とはいいコンビになるだろうなぁと思っています。二人とも可愛がってくれそう。


曇と和泉は一番まとめておきたい子たちだったのに、いざとなるとかなり難しいですね。
私が今までいかになにも考えずに書いていたのか良くわかります(笑)

 
(追記)-- 2011/06/26 18:12


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