くりあ!(微ネタバレ注意)
エクシリア2クリアしました。まだ2つしかED見てないけど…。


EDどっちも最後のとこで泣きました。私だったらどちらを選んでも後悔すると思ったり。

話を進めていて思ったことですが、きちんと選択をしていくルドガーは偉いなぁと。
最近というか今の世の中って、ぼやかすというか…曖昧に物事を捉え、緩く、(言葉が乱暴ですが)適当に、やんわりと、やっていく風潮が強いと常々感じます。
シリーズではシンフォニアくらいからずっとやってましたが、その風潮はどことなくゲームにも反映されてきたような気がしてなりません。
主人公も毎回濃いキャラクターですが、ロイドくんやヴェイグのようなひたすら何かにひた向きで一直線なキャラクターは、なかなかファンに好かれないことでも証明されているような気がします。

逆に曖昧にぼかすキャラとしてはユーリやフレンが筆頭だと思うのです。彼らは大人ですから、世渡りが上手い印象。
ま、作中や劇場版でもフレンは世渡り下手なのかなーって部分はありますが、それでも“世渡り”って単語が頭の中には存在してますよね。
作中でもユーリに対して「ここで君が民を助けるために動いてしまったら、後々もっと大勢の民が苦しむことになる(うろ覚えです)」みたいなことを言っていた印象がかなり強いです。
それは世渡り、というか…上からの圧力とかも考慮して行動してるんだなぁとぼんやり思ってました。外見だけ見ればフレンの方が真っ先に飛び出しそうなんですけども。

ですから彼らは曖昧にぼかすのが非常に上手いと思うのですよ。大人ってそういうものです。
純粋な子供の意見にも曖昧にぼかしたり、理由を明確にせずに何かをやめさせたり。“大人の事情”って言葉があるくらい、大人って曖昧で小賢しく生きています。

先に上げたロイドくんやらヴェイグやらにはそういう概念が存在しないんですよね。世渡りの前にコレットちゃん、世渡りなんか知るかクレアはどこだ。…って感じで。

世間がそういったものを好むような時代(?)になってきたのかもしれないですね。

結局何が言いたいのかと言えば、私はルドガーのようにはなれないなぁって思ったんです。(選ぶ選択肢にもよるかもしれませんが……。私は「こうあってほしい、こうしてほしい」で選んだのでルドガーは私好みの行動に出てますし)


彼のようにはっきり、意思を明確にして行動するのは今の世の中じゃなかなか難しいことです。
周囲のことを鑑みずにそればかりを主張したり、自分の意見に固執してしまうと、それは自己中心的だと言われてしまう。
かといって相手に合わせすぎても、自分の意見が言えないことに虚しさを感じたり、自分がないのだと言われてしまう。


長くなりましたが結局ルドガー好きだ私のパパになってくれの一言で片付きます。
ルドガーといいユーリといい、私は父性(お兄ちゃん系?)のある料理上手に惹かれるらしい。胃袋握られたら恋に落ちるな…。
そいやスタンも好きだし、兄貴分が好きなのは間違いなさそう…。

きっと私が出来ないことをさらっと当然のようにやってしまう、そんな頼りになる人への憧れなのかもしれませんね(´・ω・)

収集つかなくてごめんなさい。終わるっ!
語り 2012/11/28 12:07


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