そういや実家に帰った時にロードショーかなんかで『私/は貝/にな/りた/い』をやってたから見たんです。
見終わって、あそこまで救いがない話ってあるのかと感じました……。
きっと戦争の後の戦犯たちが受ける扱いとか、そういったリアルな部分を追求してった結果なんだろうけど……結局あれは最後に何を伝えたかったのか、未だにわからない秋野です。
主人公の罪は後にきちんと証明されたのか?無罪となったのか?
ならなかったとして、なぜ有罪になったのか?
彼の家族はその後どうなったのか?
家族には彼がどうなったのか知らせているのか?
あれで何を伝えたかったのか?
あまりにも悲惨な終わりを見せて、戦争の現実だけを描きたかったのかな……だったらドキュメンタリーにでもすれば良かったんじゃないのかな…。
わざわざフィクションにするからには、もう少し救いのある話にしても良かったんじゃないかな…。
救いも何もあったもんじゃない。本当にそう思いました。
今時珍しい気もする。あれだけ壮絶で悲惨な話…。
考えさせられる話ではあります。話の流れで必要な犠牲もあった。
それでも私個人としての感想は、もう少しフィクションの中の彼らに救いをあげてほしかった。
全員を助けろとか言うつもりもないけど、助けるんじゃなくて救いがほしかった。魂の救済ってやつ…?それがほしかったっていうか…。
矛盾してますが、この辺にしときます。
何いってるかわかんなくなってきた…。
感想を書くって大変ですよね(´д`;)