651〜700 | ナノ

/愛してなんて言わないから
/愛に陥る
/三分間の他愛ない会話
/その腕の中で逝きたい
/砂上の城は崩れた

/片手間に愛して
/分からないや、僕には
/悩む必要なんて皆無でしょう?
/欲望は尽きず、人々は飽きず
/何かが、足りない

/狂った歯車は全てを噛み潰して――
/酷く朦朧として
/青い影
/乖離する自我
/濡れた窓

/考えすぎて熱が出る
/溶けるように眠りたい
/夢の中すら自由に出来ない
/混沌たる宇宙の起源
/嗚呼、まったく、この世というものは愉快でならない

/好き。そういう所も全て
/なんて、できたら苦労しないのに
/白い白い肌
/愛しの君をスケッチ
/ずっと一緒には居られないものね

/愛の挨拶
/愛の喜び
/愛の悲しみ
/私を愛してくれるひとは一体何処にいるのかしら
/アンタなんか、そこで一生蹲ってればいいのよ

/先生、反吐がでそうなのでトイレに行ってきます
/君のためなら死ぬのも恐くはないのです
/俺を見てよ
/強いのか弱いのか
/あなたは何も分かっていない

/あ、固まった
/何てことのない一時
/優越感と劣等感
/紅茶と砂時計
/意味もなく流れる涙の意味を知ってるかい

/過ぎた快楽は毒に等しい
/砕け散った恋心
/ヒーローになんてなれない
/君への愛だけで生きていけたら
/恐いぐらいに純粋な

/満員電車の窓は静かに曇った
/涙の海に溺れて
/そして、今日も、僕は愚かに生き長らえる
/君が死んでも僕のハートは規則正しく鼓動を刻むの
/冷たいソファー


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