3051〜3100 | ナノ

/この口付けは呪詛の代わりです
/待ってたんだ、君が僕の腕の中に飛び込んでくるのを
/僕の頭の90%は君で出来ている
/会いたくてどうしようもないから、目を閉じて君を思った
/人は誰でも芸術家の卵だ

/僕の声は君に届きますか
/一人残らず脳天を打ち抜いてしまえ
/甘く脆い心臓
/可愛いなんて言ったら噛みちぎっちゃうから
/花園に潜む食虫植物

/正直な身体と嘘つきな唇
/全てのものは外に在って、全てのものは中からやって来る
/破り捨てた遺書
/愛をくれないなら代わりに赤い実を下さい
/何処か遠くへ行きたいの

/結局、二択なんだよね、受け入れるか受け入れないかの
/あなたに呼ばれたような気がして
/嫌になったら殺しておくれ
/ザラついた長く赤い舌
/永遠など何処にもなかつた

/どうすれば君を愛せたんだろう
/変わってしまう心を責めることなんて出来ない
/だから、今日もひとりで泣くの
/手を振って、さようなら。どうか君の求める幸福に出会うことができますように
/死んでしまえばこれ以上醜いものを見なくて済むのにね

/なぜ苦しまなければいけない? なぜ優しくできない? なぜ他人の不幸を願う?
/馬鹿な人(永遠なんてないと知っている癖に)
/小山の鴉の子守唄
/赤い風車に青い吐息を乗せて
/首だけあればキスは出来るもの

/君の腹に住む寄生虫になりたい
/白い突起に濡れた赤
/頭の中の子宮
/寝転がることに慣れない
/覚めない夢からの目覚めを願う

/ワーカーホリックの夢のない恋愛
/初めから正常などでは無かったというのに
/穏やかな季節を吹雪が攫っていく
/せめて娼婦の様に啼いてやろう
/これが無償の愛なら何て汚い

/どうか、先立つ幸をお許し下さい
/たまには死にたい
/その喉笛を噛みちぎって全てを啜ってやりたい
/僕は君を愛しているんだよ(食べてしまいたいくらいに)
/間違いだらけのラブ・ストーリー

/僕の腹の中で永遠の夢を
/転がり落ちた井戸の底
/僕は君に悲しみしか与えられなかったね
/真夏の温水プール
/海底の水は冷たいだろうか


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