2601〜2650 | ナノ

/僕のちっぽけな存在ひとつで愛の証明を
/毒林檎に隠した愛憎
/可愛くて可哀想で馬鹿な子供
/誰もお前の話なんか聞いちゃいない
/みんなみんな死んでしまった

/ガラス球の上を這いずり回っている翼を持った飛べない小鳥
/下らないなぁ。雑踏の中で青い空を見上げながら僕はポツリと呟いてみた
/有象無象変幻自在色即是空空即是色有為無為自然な僕の世界
/くるくるクルクル風車曼珠沙華揺らして魂転がしてクルクルくる繰る風俥
/有耶無耶ワルツ

/ある晴れた雨の日に
/犬と蜂
/逆巻く雷に焼かれた天使は焦げた心臓を抱いて笑った
/刹那の切ない夢でした
/やどかりのねぐら

/神様はひとりだけ
/君に出会う前に死ぬべきだったのに
/温もりを怖れて
/僕の背中に生えた黒い羽根が見えないというのなら君は盲目だ
/僕が欲しがったのは太陽じゃなくて光だよ

/人を憎もうが人を愛そうが同じ一生だ
/愚かであることに気付かない人間はいつまで経っても愚かなまま
/溶けかけたチョコレートがポケットの中で僕を嘲笑った
/訪れる声を待っている
/ヒーロー気取りの揚げ足取り

/サイレント・ラブコール
/19.5歳の類い稀なる恋愛事情
/悪意のない励ましの言葉ほど心を傷つけるものはない
/気持ちいいことは好きです
/大きな手にドキドキしてた

/いままでもこれからもきみだけ
/君のカッコイイところだけ好きになったんじゃないよ
/私は良い子じゃなくて狡い子なんです
/ヘタレな君を好きになりました
/告白しようと思ったら何故か告白されていたという不思議な現象について

/守られてるだけのヒロインなんて嫌だったから
/私と君の瞳から零れた滴で世界は優しく水没した
/君の背中に愛を綴る
/君の未来から私は消去されてしまいました
/ヒロインってだけで君に選ばれるわけなかったのに

/私の方が君のこと好きだよって言おうとして止めた
/特別を作らない優しい君の特別になりたかったの
/君に抱きしめられるとくすぐったくてあったかくて少しせつない
/触れ合う指先の温度だけでどうしようもなく高鳴っていた
/泣きながら嘘だよって嘘ついた

/オムライスの上に描いた真っ赤なハート
/泣いたっていいよ、君の弱いところもみっともないところも全部大好きだから
/カッコ良いところ見せたいって頑張ってる君がカッコ良くて好きです
/夕焼け色に染まる電車で君とふたり世界から逃避行
/さらさら流れる星の欠片を透明な瓶に詰めて


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