2401〜2450 | ナノ

/嘘つきめ、死んでしまえ
/なにもしらないくせに
/真っ白な世界で見つけた始めての色は泣きたいぐらい眩しくて温かかったの
/殴り殺した夢を抱いて
/口移しで毒を盛って、おやすみなさい。きっと、ロミオとジュリエットよりは幸福な結末でしょう

/泣かないで、君は優しい
/無理して笑わなくていいよ。痛いなら痛いって、苦しいなら苦しいって、叫んで泣いていいんだ
/嫌いなんだ。こうするのが当たり前って言葉
/僕が歌って泣いたのは形にならない思い微かでも君に伝えたかったから
/はじめに愛を見つけた人へ

/あまりの下らなさに嘆く気も起きやしなくて
/僕は自分の弱さを憎んだ
/みんなという言葉を隠れ蓑にするのはやめてよ
/酷く寂しい夜更け
/僕らの小さなビットワールド

/神は生物を同等には作らなかった。しかし、神は生物に優劣を付けはしなかった
/僕らは生物であるという点において平等。死ぬという点において平等
/得体のしれない感情が僕の心臓を蹴り上げるのです
/人生というのは本当にままならないものですね
/君という世界

/神様になりたがった優しい独りの人間の愚かな話
/優しいのか、強いのか、危機管理能力に欠けているのか
/醜悪な神経回路
/恐ろしい虚無が横たわっている
/獣の様に駆けずり回って夜の森へと消えてしまいたい気分だった

/歪な理性の輪が僕の脳を締め付けるのです
/怒りよりも憎しみよりも僕の心を埋めたのは悲しみだった
/強欲な僕は無を欲した
/生きているという曖昧な確信が僕の心臓を強張らせる
/無機物ユートピア

/命なきものを抱いて眠ってみた
/細波が僕の鼓膜を攫ってくれればいいのに
/頭の奥から懐かしい音楽が聞こえる
/ニコニコぐすん
/優しい音色を奏でるテレビ

/ばいばいバイバイしあわせなせかい
/終わる世界と消えない思い
/死なない海月と死なない男
/イチジクコバチの見る世界
/僕らは只の生物なので

/心の声を聴かない哲学者へ
/さよなら、神様(偉大な先人たち)
/僕は愚かな生物のまま死にます
/教えてくれよ、聡明な哲学者達、アンタらは天国に行ったのかい?
/レッドランプが吠える夜

/口付けてくれよ、僕に。窒息するほどに口付けてくれよ。お願いだから
/悲しみを灰皿に落とす午後
/幸福な絶望感に満たされていた
/もう、何も見えなくなりそうで
/縋れる手も見つからないまま


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