2101〜2150 | ナノ

/深海プラネタリウム
/ファーストキスは鉄の味
/異星人の君と宇宙人の僕
/境界線を塗り潰して
/愛でいいなら幾らでも

/無遠慮な声と指先
/生まれ出でた絶望が君を切望する
/絶望がぼくを丸呑みにしようと襲い掛かってくるんだ
/愚かなる闘争
/僕はひっそりと悲しみを喰らった

/星を指すひと
/星を刺すひと
/僕が君を好きでも君は僕を好きじゃないから僕は君を愛さない
/ハッピーエンド、バッドエンド、それは誰にとっての――?
/泣きたいぐらい綺麗な夜明け

/なあ、神様、教えてくれよ、一番大切なこと
/何が良いことで、何が悪いことで、誰が英雄で、誰が悪者なのか
/愛しかった。堪らなく君が愛しくて哀しかった
/音も色も言葉も失ったけれど、貴方の存在だけはしっかりと覚えていた
/朝が来て夜が来るように僕等は恋に落ちた

/気狂ったのではない、今までが異常であったのだ
/ヒーローは夜毎カルマの海に溺れる
/貴方の首を締める夢
/心臓から溢れ出した血液が白い世界を真っ赤に沈めるのです
/紅茶に落とした溜息ごと飲み干して

/愛か絶望か。彼の歌に存在するのは何時だって、その二択のみだ
/君の目の中に星が落ちて、私は瞬きを忘れる
/おまじないはひとこと 「愛してる」 それだけで僕は死んでいける
/死体は生者を嘲笑う
/ぼくはゾンビ

/狼男は夜を恐れ、ドラキュラ伯爵は朝を恐れる
/僕は君を殺したいのだろうか
/39.9℃の心臓
/月光に狂う
/四足歩行の知的生命体

/色を失くした春
/ことばかさなるこころかさなる
/雨に犯されて
/神様、どうすれば、もっと優しく、強く、なれますか?
/どうして、こんなに僕は優しくなくて我儘なんだろう

/嫌い、嫌い、愛してない
/どうして、赤ん坊の時に死んでしまわなかったんだろう
/段々と僕の思考は歪んでいく様なのです
/生温い血溜まりに浸って終わりを待っていた
/君が僕の運命なら良いのに

/きみのしたいをたべた。きみはいなくなってしまった
/アルコールも薬も食べ物も暴力も、君への愛には勝てない
/殺戮マシーンのハートコア
/君を殺して(救って)あげたかったのに
/残された殺人鬼の行く末を憐れみながら僕は目を閉じた


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テーマ「人外ファンタジー」
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