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/頼むから、俺を捨てないでよ
/俺は何時だって独りぼっちなんだ
/下らない人生も今日で終わり。嗚呼、そう思うと何て清々しい気分だろう
/真実をスプーンで一掬い、暗い胃袋の底へと流し込んで
/やさしさってなんのためにあるの?と目の前の男は笑った
/愛なんて知らなかった。だから、愛が欲しかった
/僕は僕が限りなく平凡な人間であることが堪らなく口惜しく憎らしかったのです
/アンモラルな関係
/愛されたいなんて馬鹿らしくて口に出せやしないよ
/君を好きでいることを止める日
/実らない果実
/どうしようもないふたり
/消えたのは愛の灯、灯ったのは憎悪の炎
/胸の端っこ
/愛の導火線に火を点けて
/錆び付いた四肢を振るって
/首筋に紅花
/白い空間で横たわる無を抱く
/トイボックスに落とした星屑
/貴方の吐息が欲しい
/愛しくも哀しくもある結末
/飛べないトビウオ
/不交的快楽主義
/不幸的快楽主義
/瘡蓋の下に隠れた貴方の肉に触れたいと思う
/木漏れ日と柔らかな紅茶の香り
/緑陰で君を待つ
/涙は瞼の裏で零れ出すのをずっと待っていました
/ただ、一緒に居ようって、それだけの事がどうしてこんなに難しいんだろう
/物言わぬ氷を愛す
/熱を奪うことも、熱を奪われることもなく
/かじかんだ指先に触れる貴方の吐息が熱くて
/賢者の性交
/夜の鶏
/嬉しくて泣いてしまいそうです
/曖昧な神様
/人の横暴が神を殺したのだ
/血みどろ天使
/星屑の涙を辿って、君が待つ空の彼方へ
/誰かの盾になることばかりを切望している
/神様による神様のための賛美歌
/孤独を怯えるあまりに僕等は孤独になる
/窓際のマリア
/柔らかな痛み
/背中、鼓動、切ない、体温、君と僕
/非暴力主義者の防衛
/君と僕とで何処までも
/楽園へと逃亡
/ドリーマーとリアリスト
/尖った爪先
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