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2014/10/23


秋良さん【@akirarera】
ゆらゆらと、上に伸びる紫煙をぼんやり眺めていた。こうしていると、私の好きな「顔」をした彼らが浮かぶのだ。何一つ報われず、絶望と悲愴に満ちた表情をした彼らが。歪んだ悦に浸るこの一時が、とても至福なの。

ソネちゃん【@s_nyah】
水面に浮かぶ波紋のようだと思った。彼女が紡ぐ世界は実に多種多様で。小さな「きっかけ」から始まり広がっていく世界に魅了された者は少なくないのだろう。静かな水面に浮かぶ波紋は、あらゆる世界を繋いでいく。

ペコさん【@harapeko_2525】
自分が綺麗だと思ったものだけを切り取って、貼りつけたのなら。私が望んだ世界は、そこに出来上がるのかな?――…なんて、何度問いを繰り返せば、私は答えに辿り着けるのだろうか。

こーひめ【@ko_me0217】
微睡みから覚めれば、柔らかな陽光が木々の間から溢れていた。視界いっぱいに広がる薄紅。澄んだ青空の下、風に舞う花弁が美しい。風の音しか届かぬ空間に一人、儚い夢を見ていた少女が桜に微笑んだ。

ちはや【@chihaya_so】
ただ何となく、空に手を伸ばしてみた。当然その手は空にも太陽にも届かない。何も掴めず、ただ無意味に伸ばされた片手。この何とも言い難い心情を幾度なく感じている私だが、これをまだ己の言葉にできないでいる。

でぃむさん【@rebirth774】
月のない夜。肌を刺すような寒さの中を散歩するのが好きだった。空を見上げれば、ほら。そこには宝石を散りばめたような星空があるんだ。澄んだ空に浮かぶ星々を眺めながら歩くのも、なかなかいいものだよ。

白雪【@kasumi_rtak】
猫は自分が過ごしやすい場所を探すのが得意らしい。人間はその逆で。自分に何が適しているのかすらわかっていない人も多いのだという。自由気儘な猫を羨むのも、そんなふうに振る舞えないからこその憧れなんだって。

愛藍【@shot_a_lovenya】
全てを理解してほしいわけじゃない。ただ、否定しないでほしいだけなの。何が好きで嫌いかだなんて人それぞれで。それも個性なんだから、狭い見解で頭ごなしに否定しないでほしいのよ。



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