PRoject[←Main] 外部企画@mi sangre ■真田弦一郎 @01三昧 ■橘と切原 @0815 '10 サイト内企画10000jane-no! @home≫Request■シュウさま『銀と?』 ≫fRee enquiRy ■『切原と千石』 ■『?と千石』 Sanatan 2010 @home■千石 ■木手 □丸井ImpeRatoR 2009 anniveRsaRy @home≫Request■綴さま『白石と真田』 ■NTKさま『真田と切原』 ≫title Request ■『夢に果てる』真田と木手 ≫fRee enquiRy ■『仁王と真田』 ■『手塚と不二』 ■『真田と手塚』 | しろやぎさんからおてがみついた 珍しく鍵が開いていて。大して考えもせずに入ると、この時間にしては珍しい人物が目に入った。 「おはようさん、真田」 くろやぎさんたらよまずにたべた 「ああ」 その時、どうしてお前が居るんだ、だとか、寝坊助が珍しいな、だとかは咄嗟に思い付かなくて。 いつもみたいに皮肉を言われなかったから、余計に調子が狂ったのかもしれない、なんて思った。 しかたがないのでおてがみかいた けれどそのまま特に会話もなく、皆が来て朝練が始まって。 ―(……む、) さっきのてがみのごようじなあに 終わって、普段通りに教室へ向かう。そんな朝だった。 *** くろやぎさんからおてがみついた 残念なことに一人だけ別方向だけど。特に気になんてならないのに、今日は一人ではなかったようなので、少し。 「バス通学だったのか」 しろやぎさんたらよまずにたべた 「俺だけ、な」 その時、同学なんに知らんかったんか、だとか、お前さんこの線なんか乗ってちゃんと帰れるんか、だとかは咄嗟に思い付かなくて。 いつもみたいに高圧的に来られなかったから、余計に調子が狂ったのかもしれない、なんて思った。 しかたがないのでおてがみかいた けれどそのまま特に会話もなく、あっさり景色が流れて、ドアが開いて。 ─(……んー、) さっきのてがみのごようじなあに 閉まって、また一人になる。そんな帰り道だった。 end ※ImpeRatoR一周年記念 ××'s mail |
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